「クラプロ」導入でWebメディアからの流入数と問い合わせが10倍に。自社サービスの認知度UPを目指す
インフォシールド合同会社
代表 吉田 一範 様ご利用中のサービス
クラプロ- 課題
運営するWebメディアからの流入数が伸びず、問い合わせ増加につながっていなかった
- 解決策
「クラプロ」に記事制作のサポートを依頼。Web運営についてのアドバイスを受ける
- 成果
Webメディアからの流入数が増え、問い合わせ件数も10倍に
インフォシールド合同会社は東京都東大和市を拠点に、サイバーセキュリティ対策におけるサービスを展開している。ASM(外部攻撃対象領域管理)サービスやサイバーセキュリティ、Eメールセキュリティなど、インターネット上のあらゆる攻撃や情報漏洩への対策・保護に対応するサービスで顧客の情報資源を守っている。
「もともとセキュリティ関連のITエンジニアをやっていたのですが、周りにはその分野で起業されている方が少ない印象でした。さらに、昨今、不正アクセスや広告で有名人が悪用されているといったニュースを目にする機会が多いですよね。今後、そのような問題がもっと増えていく時代になるのではと考えたときに、このセキュリティ対策分野での創業を決めました」
そう話してくれたのは、代表の吉田一範氏だ。
「不正アクセスって犯罪じゃないですか。でも罰せられることがすごく少なくて、おかしいなという気持ちがあったことも起業を決めた理由の一つです」(吉田氏)
自社サービスの認知獲得のために運営しているWebサイトからの流入や問い合わせを増やしたいと「クラプロ」の利用を始めた。導入して15か月が経過した今、実際の成果や今後の課題について話を伺った。
導入後、約1年で問い合わせ10倍、流入数10倍という成果
アイドマ・ホールディングスを知ったきっかけは、営業を受けたことだった。
「もともと自社メディアとしてWebサイトを運営していて、サイバーセキュリティの危惧について書いた記事を公開していました。ただ、それがなかなか流入数や問い合わせの増加につながらない。同時に、社員が記事制作やその問題の解決に割く時間も十分になかった。『クラプロ』ではそういった面をサポートしてもらいつつ、アドバイスも受けられるということで導入しました」(吉田氏)
「クラプロ」を利用し始めて15か月が経過した。導入効果については、6か月を過ぎた頃から実感が得られているという。
「昨年、営業とWebの両方でサポートしてもらい、Webの方で成果が出たので継続しました。やり始めてすぐに効果や結果が伴ったわけではなく、6か月ほど経った頃から徐々に流入数が増えたと感じられるようになったと思います。
以前は1か月に1件ほどだった問い合わせが、約1年後には1か月に10件ほどいただけるようになりました。Webからの流入も1か月に100程度だったものが、今は8000〜10000ほどをキープできています」(吉田氏)
「クラプロ」の長期的な戦略が成果につながってきたと話す吉田氏は、効果の持続性や定着度も感じている。
検索エンジンからの評価の向上が、閲覧数・流入数の伸びにつながる
「クラプロ」導入前、Webメディアでは自社サービスに直結する記事を中心に掲載していたという。しかし「クラプロ」のサポートを得てからは、さまざまな角度からセキュリティについて紹介する記事を増やすことができた。
「最近バズった記事は、スマホのセキュリティについて書いた記事です。サービスに全く関係ないわけでもないのですが、直接的に紹介した記事よりも身近にあるものを介した記事で流入数が一気に増えたというのはうれしい驚きでした」(吉田氏)
驚くことに個人ユーザーからの流入が7割を超えていた。幅広く見る側に届いたことでGoogleからの評価が上がり、より閲覧数の伸びにつながったと感じている。
「正直、最初はWebを頑張っても問い合わせなんてこないのではないかと思っていたのです。それが、実際に定期的に記事を更新してもらったことで流入数も問い合わせも増えたので、良かったなと思っています」(吉田氏)
成果と同時に、「クラプロ」を利用する際の気付きもあった。
「アイドマさんとやり取りするうえで、きちんと自分のやりたいことを伝える必要性も強く感じました。資料作成のお手伝いをしてもらったのですが、うまく伝えきれなかったこともあり、つくり直しになってしまって。きちんと伝えることが大事だとあらためて気付きましたし、そうでないと相手も正しい提案ができないと学ぶ機会になりました。
現在は月2回ほどのペースで打ち合わせを行っています。伝えるべきことをしっかり伝え、話し合いながらさらなる問題解決につなげていきたいと思っています」(吉田氏)
今後増えるであろうサイバー攻撃に対抗するため、「クラプロ」でサービスの認知度UPをはかりたい
吉田氏は、昨今のAI技術の発展に触れ、日本全体のセキュリティに対する危機感を募らせている。
「先にも話した通り、おそらく、今後不正アクセスやサイバー攻撃は増えていくと思います。AIが発達してきた今は、これまで海外の人にとって難しかった日本語もAIが難なく解決してくれる。つまり、これからは日本も攻撃のターゲットになりやすいだろうと」(吉田氏)
だからこそ、海外からのサイバー攻撃への備えとしても、自社サービスを展開したいと考えている。
「中小企業でも使いやすい抑えた価格で、かつ大企業が使っているようなツールとして提供していきたいと思っています」(吉田氏)
その戦略に合わせて、今後の「クラプロ」に期待することとは。
「プロモートする機会を設けてもらえたらうれしいですね。『こういうサービスがあります』『こんな企業がこういうサービスを提供しています』『このサービスはこんな特徴があります』など。小さい企業ですから、もっと効果的にサービスを世の中にプロモートしていくのに併走してもらえたらと思います」(吉田氏)
それはやはり、Webメディアだけでは伝えきれないもどかしさを感じているからこその発想だろう。
「Webだけだと、こちらの思いはどうしても限定的にしか伝わりません。オンラインの場でも良いので、セッションする機会があればなと。例えば、一緒にDX関連の企業にも参加していただいて、我々はセキュリティ面を、他社の方にはそちらのサービス面などを話していただくという形であれば幅広く話を聞くことができ、より多くの方に知ってもらえるチャンスにもなるのではないかと思います。
アイドマさんはすでにそういうこともされていると思うので、ぜひ弊社でも検討できたら」(吉田氏)
実はすでに7月の展示会に向けて出展の準備を進めている。展示会の出展準備においても「クラプロ」のサポートを受けており、デザインなどのアドバイスを受けながら、課題や手の行き届かないところで協力してもらいつつ進めていきたい、と語ってくれた。
最後に、サービスを検討中の企業へ向けて、吉田氏から「クラプロ」を利用した感想とメッセージをもらった。
「Web対策は実施したからといってすぐに解決するわけではないので、長期的な視点で考えると良いなと感じます。1年後には何か得ているものがあるかと。ただその分、コスパが良いかはわかりません。でも、本当に解決したい問題を抱えているのであれば、使う価値はあると思います」(吉田氏)
インフォシールド合同会社
事業内容
情報セキュリティ対策・コンサルティング