Crowd Members 101~300人 人材不足業務効率化 教育・学習

より良い保育のために、現場から抽出した課題解決の担い手として在宅ワーカーを活用

社会福祉法人篤星会

理事 小星 直樹 様

ご利用中のサービス

Crowd Members

- 課題

業務量の増加と人手不足に悩み

- 解決策

ママワークスの支援スタッフと相談し、アイデアを得ながら在宅ワーカーを募集

- 成果

在宅ワーカーとともにInstagramを運営。職員が本来の業務に集中できる体制づくりを進めるべく、他業務についても拡充予定

神奈川県相模原市にて2001年6月に設立した社会福祉法人篤星会は、現在、神奈川県を中心に5つの保育園を運営している。従業員数は約100人、在宅ワーカーは1人と契約中。今回は理事の小星直樹氏に、在宅ワーカー導入のきっかけや成果について話を聞いた。

保育園が在宅ワーカーを活用するという新しいチャレンジ

まずは小星氏から、社会福祉法人篤星会の事業内容を教えてもらう。

「法人設立の翌年に最初の保育園を設立し、神奈川県で4園、石垣島で1園の『星の子保育園』を運営しています。最初に開園した保育園の職員の1人が石垣島出身というご縁で、石垣島にも小規模園を開園しました。

『星のように輝く子どもになってほしい』という意味を込めて「星の子」という園名をつけています。私自身は、別の業界で働いており、8年前に保育事業に関わり始めたのですが、そのときはまだ待機児童が多く、入園希望者があふれていました。ですが、ここ最近では少子化の影響を受け始めていて、園の良さを積極的にアピールしていかないと利用者に選んでもらえなくなるという危機感も抱いています。

保護者の不安を払拭し、安心して預けられる園として選んでもらうためにどうしたらよいか、職員と一緒に考えることに大変やりがいを感じています。今の保育業界は、子どもを預かるだけの場所ではなく、保護者の支援や地域への貢献も求められていると認識しておりますので、今後ももっと力を入れていきたいと思っています」(小星氏)

在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何だったのだろうか。

「保育士の業務量の増加、人手不足に悩んでいたときに、知り合いからママワークスサイトを紹介してもらって興味を持ったのがきっかけです。保育士の業務は多岐にわたっており、保育の質を高めるためにも、それ以外の業務をなんとかできないかという悩みを抱えていました。その担い手として在宅ワーカーを活用できるのではないかと思い導入しました。

導入にあたっては、保育園ごとに業務の棚卸しをしてもらい、現場の声から課題を抽出しました。1人目を導入して半年が過ぎたところです」(小星氏)

本来の業務に注力し、保育の質を高めていくために

同法人では現在1人の在宅ワーカーが活躍している。どのような業務を依頼しているのだろうか。

「『星の子石垣保育園』のInstagram運用をお願いしています。園のPRを強化するために石垣島とその園の良さを発信している他、保護者支援の目的で、子育ての豆知識や食事メニューなども投稿しています。私と石垣島の園長で在宅ワーカーの募集から導入、運営を行っています。

昨今、保育園に対するネガティブな面ばかりメディアに取り上げられることが多く、保護者の不安が増していたり、保育士になりたいという方が減ったりしてしまうことを危惧しているため、明るいイメージの情報発信に努めています」(小星氏)

在宅ワーカーとは、主にチャットでやり取りをしているという。

「基本的には私と石垣保育園の園長と在宅ワーカー3人のグループLINEでやり取りをしています。保育園から素材となる写真を送り、それを在宅ワーカーがどのように見せたらいいのかを考えて提案してくれます。LINEだけで完結するため、すごく楽に進められています。

Instagram運用が軌道にのってきたので、別の園からの声をもとに、次の課題解決に向けバックオフィス業務の求人募集を進めています」(小星氏)

困ったことや大変だったことについて聞くと、「特にない」と教えてくれた。

「在宅ワーカーの導入については、ママワークスの支援スタッフにすぐに相談できる環境だったので特に困ったことはありません。苦労した点は、在宅ワーカーの活用という新しい取り組みを、各園長含め、職員に説明し理解してもらうことでした。新たな活用を進めていく際には、今後も丁寧に対応していく必要があると考えています」(小星氏)

メリットは業務の整理ができ、課題の言語化ができたこと

ママワークスサイトの導入効果や良かったことには「業務の整理」と「課題の言語化」を挙げる。また、Web関連のスキルアップも進んだという。

「一番のメリットは、在宅ワーカーの導入に向けて取り組むなかで、業務の整理ができたという点です。各園の保育士、職員がそれぞれに課題と思っていることを改めて言語化できたという点も良かったと思います。さらには、業務に関わっている職員がWebやInstagramなどについての知識が増えたこと、スキルを吸収できたこともプラスですね。

本質的には外部の方に依頼せず、費用的にもスキル的にも園内でできるようにしたいので、在宅ワーカーの働き方を見ながら、どの部分を園内に取り込んでいけるか考えていきます。職員の在宅化など、多種多様な方が関われる柔軟な働き方のシステムづくりができれば理想的だと思っています」(小星氏)

最後に小星氏から、在宅ワーカーの導入を検討している企業へメッセージをもらった。

「ママワークスサイトは、サポートがすごく充実しており、ノープランでも提案してくれるので非常に助かりましたし、安心感がありました。支援スタッフとの打ち合わせで言語化していくことで業務が整理され、自分たちに何が足りないのかが見えてきたので、『話す』ということにすごく意味がありました。

打ち合わせをしていくなかでアイデアがどんどん出てくるので、在宅ワークは難しい、現場しかないという業界こそ、固定概念にとらわれずにぜひ導入してみて欲しいです」(小星氏)

社会福祉法人篤星会

事業内容

第二種社会福祉事業、保育所の経営

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