「Sales Platform」運用5か月で多くの潜在顧客を獲得。営業経験が浅くとも、プロの支援によって着実に成果を積み重ねられる

有限会社福田商店は、刺繍工場を営む創業44年目の企業だ。これまで布製品をはじめ、さまざまな製作物に刺繍サービスを提供し続けてきた。取引先は官公庁や大企業、特にアパレルやスポーツ用品メーカーとの実績を多く残している。

「近年はYouTuberのグッズも手がけています。また、刺繍だけでなく、生地選定から、プリント、縫製、ネーム付け、そして袋詰めまで、すべておまかせでの製品化のお手伝いが可能です。他に、起伏のある美しい刺繍として大正時代から受け継がれている『横振り刺繍』が提供できることも、弊社の強みの一つです」（福田氏）

実績は十分にある有限会社福田商店が、アイドマ・ホールディングスの「Sales Platform」を利用するに至った背景にはどのような事情があったのか、専務取締役の福田大輔氏に伺った。

「Ｓales Platform」の手厚い支援で、オンラインアポイントまでスムーズにつながった

「弊社は大量生産が行える体制を整えているので、基本的に大口注文を求めています。そのためにはSNSを活用し、自社サイトも公開して、新規取引先獲得を狙ってきました。しかしそこから流入してくるのは、意外なことに個人のお客様からの問い合わせがほとんどで、狙った効果がいまひとつ得られていませんでした」（福田氏）

そのような悩みを抱えるなか、福田氏はFacebookでアイドマ・ホールディングスの存在を知ったという。

「実際に営業活動を行う場合には、私と弟がそれを担当することになります。しかし2人とも営業経験が浅いため、どこにアプローチすれば良いかすらわからない状態でした。自分たちだけで試行錯誤するのではなく、プロの意見を聞いたほうが良いと思い、サービスの導入を決断しました」（福田氏）

「Sales Platform」の運用が始まり、福田氏がまず感心したのは、アイドマ・ホールディングスの担当者の提案力だった。

「運用してすぐに、広告代理店や宿泊施設、学校などを提案してもらい、ターゲットを絞ることができました。特に広告代理店は、常に多くの案件を抱えている存在ですから、そのなかで私たちが力になれることも多いはずです。このつながりを大切にすれば、長期的に安定して注文がいただけるかもしれません」（福田氏）

福田氏は続けて、ターゲティングだけではない「Sales Platform」の手厚い支援体制にも言及した。

「アポイントメントを取る際に利用するトークスクリプトの作成も良かった点です。弊社の魅力が適確に伝えられていたため、オンラインでのアポイントまでスムーズにつなげることができました。営業の苦手意識や苦労、難しさなどをあまり感じることなく実施できたのは驚きでした」（福田氏）

営業支援のおかげで商談の機会が増え、経験値を増やせた

「Sales Platform」の運用開始から5か月が経った今、どのような成果が出ているのだろうか。

「既に新規のお客様に成約をいただいています。弊社の技術力やサービスの質を評価して、他社から乗り換えてくださった方もいます。さらにオンラインでのアポイントメントの感触もよく、面談が叶った企業もたくさんいます」（福田氏）

さらに、地道に獲得した潜在顧客との関係を深めていくなかで、自社のサービスの強みを実感したという。

「画面上ではなく、実際に刺繍を見ていただくことが大切であると気づきました。そうすると必ずといっていいほど、弊社の刺繍のクオリティの高さに驚いていただけます。そこで強い印象を与えられたためでしょう、既に連絡を取り合っている企業のうち何社かは、次の案件での依頼を示唆してくださっています」（福田氏）

サービス利用開始からわずかな期間で、大きな変化と着実な進展を実感

同社とアイドマ・ホールディングスとの契約期間は1年間だ。あと7か月の運用期間を残す今、今後の活動の展開を伺った。

「今後は、もっと多くの企業と対面での営業活動を行って、認知を拡大したいと思っています。アイドマさんのおかげで、今は営業のために毎週金曜日に東京に出張するようになりました。今までにはなかったことなので、この大きな変化は、営業活動の進展を表していると思っています」（福田氏）

業務の変化に良い兆候を見出している福田氏は、自身の経験を踏まえ、最後に同じような悩みを抱える経営者へのアドバイスを送ってくれた。

「営業経験がない経営者、もしくは組織構築化が難しい企業は、無理をして自力で営業しようとするよりもプロの知識や手法を借りる方が良いと思います。大した営業ノウハウも持っていない弊社がこれだけの短期間で、自力でここまで成果を上げることは不可能でした。弊社のように、まずは1年間の契約からでも良いと思います。試してみることで、何か必ず変化や成果が出るはずです」（福田氏）