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チャットワークのビデオ通話で起こるトラブルと画面共有方法

「チャットワーク」というコミュニケーションツールを、利用された経験はありますか?

業務が効率化できる、非常に便利な無料ツールです。例えば、グループチャットをつくり、リアルタイムに情報交換をしたり、タスク管理を共有し、漏れをなくしたり、ファイルを共有・管理したり出来ます。

しかしながら、ブラウザやOSなど使用環境によっては、正常に動作せず、困ってしまう事もあります。今回は画面共有の方法や、トラブルの対処方法についてご紹介していきます。是非参考にしてみて下さい。

チャットワークで画面共有をする方法

Chatwork Liveという画面共有機能を使用すれば、パソコンの画面を見せながらコミュニケーション出来ます。例えば、企画書などパソコン内の業務資料を見せながら、話ができるので、会議がスムーズに進みます。

では、実際に画面を共有してみましょう。

画面共有機能は、音声通話かもしくはビデオ通話中に利用出来ます。通話中に画面右下にある、モニターマークをクリックします。

すると「ChatWork Live Screen Sharing Plugin がwww.chatwork.comとの画面コンテンツの共有をリクエストしています。共有する部分を選択してください」と表示されます。

その後、共有する画面を選択し「共有」ボタンをクリックして下さい。これで、自分のパソコンの画面を相手と共有出来ます。

画面共有を終了したい時は、下にある「画面共有を停止」ボタンをクリックして下さい。尚、ここではまだ、ビデオ通話や音声通話はつながったままです。

画面共有機能によって、声だけでは伝えづらい内容も容易になります。さらに、録画機能もあるので、会議に参加出来なかった方も後から確認出来ます。

画面共有できない場合の対処法

画面共有の方法上記となりますが、読み込み中という表示が出たまま次の画面に進まない、音声が聞こえない、などのトラブルが発生する場合があります。

そうした際の対処方法をご紹介します。参考にして下さい。

推奨動作環境で使っているか確認する

まず、OSを確認してみて下さい。OSが対応していないと正常に動かない事があります。Windowsは7以上、Macの場合はOS X 10.10以上とされています。

それから、モバイルで使用されたい方もいらっしゃると思います。iOSの場合11.0以上、Android OSをご利用であれば5.0以上かを、それぞれチェックしてみて下さい。

さらに、モバイルで使用する際は、アプリのバージョンもチェックが必要です。iOSは4.24.0以上、Androidでは、4.36.0以上か確認して下さい。

使っているブラウザを別のものに変える

ブラウザを変更すれば、トラブルが解決するかも知れません。

推奨ブラウザはWindowsの場合「Google Chrome」「Mozilla Firefox」、Macintoshの場合
「Google Chrome」「Mozilla Firefox」 「Safari 10以降」です。それぞれで試してみて下さい。

また、快適に利用する為に、各ブラウザは最新バージョンに更新しておきましょう。それ以外のバージョンでも問題なく使用できる場合もありますが動作についてはサポート対象外となります。

そして、「Windows RT」「Internet Explorer」「Microsoft Edge」「Safari」では、画面共有を行う事ができません。ご注意下さい。

以前のCookieが邪魔をしていないか確認する

Cookieを削除すると解決する時もあります。

Cookieとはサイトへアクセスした際に、同じ人が再訪して来たとわかるように、パソコンやスマホに自動的に保存されたデータです。

例えば、会員制のサイトで一度ログインした後にブラウザを閉じてから、もう一度訪れた時にログイン情報が残っているのを見た事はありませんか?それが、Cookieの役割です。

Cookieを削除するにはGoogle Chromeの場合、右上の「設定」より「その他のツール」を選択し「閲覧履歴を消去」をクリックします。

すると、「閲覧履歴データの削除」と書かれたウィンドウが表示されます。その画面から「Cookieとサイトデータ」にチェックを入れ「データを消去」のボタンを押して下さい。

AndroidのChromeで削除する際も同じ手順です。

代わってMozilla Firefoxの場合、右上の「メニュー」ボタンより「ブラウジングライブラリ」を選択し、「履歴」をクリックします。

その次に「最近の履歴を消去」を選択して下さい。ダイアログが表示されるので「Cookie」にチェックを入れて消去ボタンをクリックすると、削除出来ます。

尚、Cookieを削除すると、フォームの入力情報や入力履歴がすべて消えてしまうのでご注意下さい。

カメラやマイクの設定を確認する

カメラやマイクの確認も重要です。

まず、カメラをつけていない場合、つけると正常に利用できる場合があります。また、マイクまたはカメラの接続を抜き差ししてみると、解決する事もあるので、お試しください。

他、OS側でカメラのアクセス設定を確認するとよいでしょう。

Macの場合、「システム環境設定」から「セキュリティとプライバシー」をクリックし「プライバシー」タブを選択します。そこから、カメラにて、ブラウザ、チャットワークアプリにチェックが入っているか、確認してみて下さい。

Windowsの場合「スタートメニュー」より「Windowsの設定」アイコンを選択し、「プライバシー」をクリックします。その後、表示された画面で「カメラ」を選択し、ブラウザとチャットワークアプリにチェックが入っているか確認して下さい。

ブラウザの拡張機能を無効にしてみる

「アドオン」と呼ばれる、ブラウザの機能を拡張するツールが原因で使用できない場合もあります。その場合、アドオンを無効化して動作確認してみるのも有効な手段です。

Google Chromeを利用している方は、右上の「設定」アイコンより「その他のツール」を選択し「拡張機能」をクリックして下さい。そこで、オンまたはオフをクリックし、拡張機能を有効または無効に出来ます。

Mozilla Firefoxを利用している方は右上の「メニュー」ボタンより、「アドオン」をクリックして、「拡張機能パネル」を選択して下さい。そして、拡張機能のリストをスクロールして、無効化する拡張機能をみつけます。その後、無効化したい拡張機能の青色の切り替えボタンでオン・オフを変更して下さい。

アドオンは削除不要です。無効化だけ試してみて下さい。それからブラウザを再起動し、正常に動作すれば無効化した拡張機能が原因だった事がわかります。

セキュリティソフトを一時的に無効にする

セキュリティソフトのブロックが原因となる場合もあります。一時的にセキュリティソフトを無効にして利用できるかを試してみて下さい。

しかしながら、セキュリティソフトの停止は危険が伴います。また多くの企業では個々にセキュリティーソフトの停止はできず、管理部門での作業が必要な場合も多いので情報システム課などに相談の上操作するほうが無難です。

また、 セキュリティソフトを停止した場合は、動作確認後、必ずもとに戻しましょう。

別のスマホやパソコンから開いてみる

別のスマホやパソコンをお持ちの場合は、それらで開いてみましょう。
問題が機器にないか調べられます。また、パソコンやスマホを再起動してみて下さい。それだけで、不具合をリセットできるかも知れません。

まとめ

如何でしたか?もし、画面共有ができなくなったら、ご紹介した解決方法を実践してみて下さい。

画面共有機能はオンライン会議などで、非常に役立つツールです。情報をメンバーで共有する事で、見落としが減り、尚且つ、コミュニケーションをスピーディーに行えます。

これを有効活用して、業務の効率化に役立てて下さい。

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