Crowd Members 10〜50人 人材不足業務効率化 コンサルティング金融

人に仕事を振り分けるのではなく、仕事に人をつける発想の転換が業務効率化を促進

嶋田商事株式会社

代表取締役 嶋田 巨人 様

ご利用中のサービス

Crowd Members

- 課題

人手不足が続いているなか、正社員が退職した

- 解決策

ママワークスで必要な業務を部分的に委託できる人材を探す

- 成果

試行錯誤しながらも業務の振り分けを進め、効率化が実現。在宅ワーカーの導入拡大を予定

嶋田商事株式会社は1969年4月、栃木県宇都宮市にて損害保険・火災保険を中心とした代理店から始まった。2代目の嶋田氏が業務の幅を広げ、ファイナンシャルプランニングを基にしたトータルサポートを展開している。従業員数16人、在宅ワーカー2人が活躍中だ。今回は、代表取締役の嶋田巨人(しまだなおと)氏に、在宅ワーカー導入のきっかけや成果について話を聞いた。

在宅ワーカーの活用で業務の効率化を推進

まずは嶋田氏から、嶋田商事株式会社の事業内容を教えてもらう。

「ファイナンシャルプランニングを主軸に、金融商品の仲介、損害保険・生命保険販売代理業務などを行っています。お客様の伴走者として寄り添い支えながら、お金に関するさまざまな疑問や不安を解決し、自分らしく豊かな人生を送っていただくためのサポート体制を提供しています」(嶋田氏)

在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何だったのだろうか。

「人材不足の状況でさらに社員が1人辞めて、新たに社員を雇用するかどうかで迷っていたタイミングに、知り合いからママワークスさんを紹介されました。業務量が増えて、今のメンバーでどう効率的に回していこうかと考えた際に、足りていない部分だけを在宅ワーカーにお願いするという判断は、社内にもそこまで違和感なく受け入れられたと思います。2023年9月から運用をスタートしています」(嶋田氏)

在宅ワーカーの募集から導入にあたってはどのように対応したのだろうか。

「業務担当者も選考業務に関わってもらい、私と担当者がすべての面接に同席しました。募集をかけるとすぐに複数応募があり、面接をする方を選考していきましたが、特にSNS運用については新しく取り組むことなのでやる気のある方が多く、どの人も良くて、なかなか1人に選べませんでした。

1度の面接では決められなくて、2度実施し、最終的にはこちらの要望に対して一番具体的な提案をしてくれた方に決めました。事務の方含め、2人ともきっちりと対応してくれています」(嶋田氏)

模索しながら業務の振り分けを少しずつ実現

どのような業務を在宅ワーカーに依頼しているのかを聞くと、今現在の悩みにも触れながら答えてくれた。

「SNS運用業務1人、一般事務のサポート1人に委託しています。SNS運用業務は新しい作業なので、面接時に提案を受けたものを進めてもらっています。一般事務については社員を1人つけて、在宅ワーカーで対応可能な業務を振り分けしてもらいましたが、難しさを感じており、月1回ママワークスさんのコンサルティングを受けて、相談しながら進めている段階です」(嶋田氏)

在宅ワーカーとはどのような体制でやり取りをしているのだろうか。

「決定後は、すべて担当者に任せていてチャットでやり取りをしています。私もチャットに入っていて見ることはできるので、必要があれば一緒に検討するといった体制です。新型コロナウイルスの流行以降、社員もオンラインでのやり取りに慣れているので、離れている感覚はないと感じています」(嶋田氏)

困ったことや大変だったことについて質問すると、業務の振り分けへの悩みとママワークスのサポートに対する感想を聞けた。

「どの部分を在宅ワーカーにお願いするかの業務の振り分けがやはり大変でしたね。実際に業務委託をスタートしてから、模索しながら徐々に進めています。

募集過程も試行錯誤していましたが、社員の採用においては感覚的に進めていた点もあり、今回、募集から面接、選考ポイントなどを整理できたのは結果として良かったことだと思っています。ママワークスさんに面接へ同席してもらい、面接の進め方や選考ポイントなど自分たちだけでは難しかったところをサポートしてもらえたことはとてもありがたかったです」(嶋田氏)

業務委託という方法で雇用リスクを軽減

嶋田氏はママワークスサイトの導入効果として「全国規模での募集」と「雇用リスクの軽減」を挙げる。

「地方は募集をかけても応募がない、人材が集まらないという実情があるなか、在宅ワーカーは全国に対して募集をかけられること、また、業務委託なので良い意味でドライに契約が結べることは良かったと思います。直接雇用すると良い人ならいいですがリスクもあるので、業務委託は程よい距離感でできるのがいいと感じます。

まだスタートしたばかりなので、導入効果はこれから見えてくると思いますが、効率的に生産性を上げていくためには社員だけでは難しい面もあるので、形になっていけばおのずと良い方向にいくでしょう。今後も積極的に在宅ワーカーの数を増やしていきたいと思っています」(嶋田氏)

最後に嶋田氏から、在宅ワーカー導入を検討している企業へのメッセージをもらった。

「労働人口が減っていくなかで、企業の意向に沿った人材を得ることは、従来の採用では難しいところがあります。組織として良い方向に向かうために手伝ってくれる人を幅広く募集できる在宅ワーカーという選択は時代に合っていると思います。

実際に募集をかけてみて初めて、状況によって働きたいけど働けない人、スキルはあるけど活かしきれていない人がいることがわかりました。従来は人に仕事を振り分けていくというイメージでしたが、仕事に人をつけていく、活用しきれていない人材を見つけていく、という発想の転換が必要になってきているのではないでしょうか。やってみないとわからない点もありますが、募集をかければ人が集まるのだから、失敗しながらもやってみる価値はあります」(嶋田氏)

嶋田商事株式会社

事業内容

資産設計提案業務(ファイナンシャル・プランニング業) 金融商品仲介業 関東財務局長(金仲)第700号 生命保険募集業務 損害保険代理業 各種セミナー企画・運営 確定拠出年金401k提案業務

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