お客様の理想の家づくりを叶えるため、在宅ワーカーで最強のチーム体制を実現
隼工房株式会社
代表取締役 桝本 隼史 様ご利用中のサービス
Crowd Members- 課題
事務仕事を夜間に行うしかなく、身体的・時間的な負担がかかっていた
- 解決策
ママワークスで専門スキルを持った人材を確保し、リモートチームの体制づくりを進める
- 成果
社員の負担軽減とコア業務へのリソースの集中が実現。自社の弱みを強化することができた
新築・住宅リフォーム工事を専門とする隼工房株式会社は、2014年に兵庫県姫路市を拠点として設立された。確かな技術力をもとに、お客様の個々の要望に応じた丁寧な施工を心がけている。従業員は4人で、在宅ワーカーは6人が活躍中だ。今回は、代表取締役の桝本隼史氏に、在宅ワーカー導入のきっかけや成果について話を聞いた。
身体的・時間的負担が大きい事務作業を在宅ワーカーで解決
まずは桝本氏から隼工房株式会社の事業内容を教えてもらう。
「住宅や店舗の新築・リフォーム工事、外構工事、ビル点検などを請け負っています。建築学科を目指したときから家をつくる仕事をしたい、いつか自分で起業したいと思っていました。
大工職人として親方の元に弟子入りして経験を積み、5~6年してから法人を設立しました。自然が好きなこともあり、家にも健康にも良い素材を使いたいと思い、木のぬくもりを大切にした木造の家をおすすめしています」(桝本氏)
在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何だったのだろうか。
「私自身、現地調査や解体作業に入っており、日中に現場へ出て帰ってきた後、夜の時間帯に見積書や報告書作成などの事務仕事を行うという状況が長く続いていました。体力的にしんどいので良い方法はないかとずっと考えていたところに、ママワークスさんからの電話営業を受けて、話を聞いてみたのがきっかけです。
2022年11月から導入し、徐々に依頼する作業を増やして今の体制までチームを拡大してきました」(桝本氏)
在宅ワーカーの募集から導入にあたっては桝本氏1人で対応したという。
「書類選考から面接まで自分1人で対応しました。周りからは『そこもアウトソースしたらよいのでは』とも言われたのですが、初めての在宅ワーカー導入なので、一緒に働きたいと思える相性が良さそうな人を自分の目で確かめて選びたいと思いました。
選考ポイントは2つです。1つ目は、通常の事務とは異なる専門的な知識が必要となるので、職歴、建築に関わる現場経験などを確認しました。2つ目は、話しやすい、仕事を頼みやすいといった人柄を重視しました」(桝本氏)
自分の仕事を人にゆだねることで得られた新しい視点
建築事務の専門スキルを持つ人材を皮切りに、書類仕事を任せられる人材を探していった。
「常時お願いしている方が2人いて、1人は見積もり・図面作成・ビルの法定点検の報告書作成など、建築事務全般をお願いしています。もう1人はプランナーとして店舗設計業務を担当してもらっています。
建築事務の方を先に決定し、その方と相談しながら、案件発生時に依頼するスポットの在宅ワーカーの獲得を進めまして、今はWeb担当のコーダー兼ディレクター業務、建築プランナー業務、構造設計・構造計算業務、FP資格を持っている方には新築工事におけるお金の相談業務、ホームページのコラム執筆など、事業に関わる幅広い業務を在宅ワーカーに分担してもらっています」(桝本氏)
在宅ワーカーとのやり取りでは、ママワークス事務局とも並走しながら業務を進めている。
「ママワークスさんとは月に1度ミーティングを設け、方向性を確認してもらい、在宅ワーカーには、全体の進行状況を見て私がチャットで依頼確認をしています。担当案件については、現場管理をしている社員と直接やり取りしてもらうこともあります。
建築事務の方はハウスメーカーでの勤務経験があり専門知識を持っているため、仕事内容についての理解が早く、リモートであっても問題なくスムーズに対応してくれています」(桝本氏)
困ったことや大変だったことについて聞くと、難しさと同時に良い影響があったことを教えてくれた。
「これまで他の人に仕事をゆだねる経験がなかったので、仕事内容を人に伝えて任せることに関してなかなか慣れず、難しさも感じました。ですが、それを機に自分の仕事を見つめ直すことができて、どこが要点なのかを再確認したり、ここは省けるなという効率化のポイントに気付けたりしたことは逆に良かったことだと思います」(桝本氏)
最強のチームは在宅ワーカーでも実現できる
ママワークスサイトの導入効果や良かったことには、「負担軽減」と「リソースの集中」を挙げる。
「これまで長年続けてきた深夜にわたる事務作業を日中のうちに在宅ワーカーに進めてもらえるようになり、身体的・時間的負担がかなり軽くなりました。また、その分、集中すべき業務に集中しやすくなったという点も良かったことですね。
パート採用も考えたことはありますが、在宅ワーカーのほうが幅広い人材のなかから私たちが求めているスキルと経験を持った方を探せるというメリットは大きいと思います」(桝本氏)
最後に、桝本氏から在宅ワーカー導入を検討している企業へのメッセージをもらった。
「1人でやっていた業務を棚卸ししてタスク化し、スキルの高い方にアウトソースすることで、企業全体としての効率化が進み、本業に集中できるようになりました。導入して本当に良かったと思っています。
スキルと経験を持った頼れる人材が十分揃い、弱かった部分が強化されてきたので、これからチーム一丸となって、より一層お客様のために邁進していこうと思います」(桝本氏)
隼工房株式会社
事業内容
住宅や店舗の新築・リフォーム工事、外構工事、ビル点検