全国から必要な人材を獲得できる求人メソッド活用で新規事業の展開に成功
株式会社楽喜
代表取締役社長 吉田 龍司 様ご利用中のサービス
Crowd Members- 課題
新規事業展開にあたり、地元での採用活動に行き詰っていた
- 解決策
ママワークスサイトを通じて、在宅ワーカーを全国区で募集
- 成果
採用リスクを回避しながら優秀な人材を確保
何事も「楽」しさと「喜」びを、という思いが社名の由来となっている株式会社楽喜は、山口県にて観光客向けの土産品の卸業を営む。特産品である無農薬・無化学肥料米の販売やお祝い用の一升餅などもインターネットで販売している。コロナ禍の最中にあった2022年には、補助金を利用してVRを使用した観光体験ビジネスも立ち上げた。現在4人の在宅ワーカーが活躍中。今回は、代表取締役社長の吉田龍司氏に在宅ワーカーを導入したきっかけとその効果について話を聞いた。
地元で獲得しがたい分野の人材を全国区で募集
まずは、株式会社楽喜の事業内容を教えてもらった。
「もともとはお土産を販売している企業です。観光客向けのビジネスということで、新型コロナウイルスの打撃が大きかったため、補助金制度を利用して越境EC(インターネットを活用して、日本国内から海外へ向けて商品を販売する電子商取引のこと)やVRを使用した観光体験ビジネスを立ち上げて運用を始めました。
将来的には観光地全体の助けになるようなプラットホームづくりができたらいいと思っています」(吉田氏)
在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何だったのだろうか。
「いざ新規事業を立ち上げようとしたとき、必要なスキルや経験をもった人を山口では見つけられず採用できなかったので、外部に委託するということを考え始めました。そのころママワークスさんから営業電話をいただいて、『必要な人材が獲得できるなら』と、2021年の9月ごろ導入しました。採用に困っていたところだったので、ちょうどいい時期だったと思います」(吉田氏)
ママワークスを選んだ理由を聞くと、地方の悩みと今後の展開について教えてくれた。
「まず、地元の人口減少に比例して、募集をかけても応募がない現状がありました。地元で社員を増やすというよりも県外から必要な人材をリモートで獲得するという考え方が自分に合っていると思えたからです。実際、順調にいっていますので、今の事業が成功したら、次は観光地の再生などに着手したいとも考えています」(吉田氏)
物理的な距離感をチャットやビデオ会議を使ったコミュニケーションでカバー
同社では現在4人の在宅ワーカーが活躍している。それぞれが新規事業に携わり、やり取りも順調だ。
「越境EC業務の入力サポートスタッフを2人、VRの方の事業部長を2人と契約しました。優秀な方が入ってくれて本当に助かっています。
VRの担当の2人とは週1回のミーティングをしています。それ以外の連絡もチャットワークで密に行っている状況です。ECの方はほぼチャットワークで連絡を取り合いながら業務をしています。随時しっかりと報告、連絡してくれるのでありがたいですね」(吉田氏)
在宅ワーカーとのやり取りで困ったことや大変だったことなどはなかったのだろうか。
「導入時からそれほど困ったことはありませんでした。合わなくて辞めてしまった方は1人いましたが、それはしょうがないと思っています。システムの使い方や、連絡のやり取りも問題はなく、最初からうまくビジネスとして成り立っていると思います」(吉田氏)
在宅ワーカーは場所に関係なく人材確保・事業展開できる心強い存在
ママワークスサイトの導入効果や良かったことについて聞くと、人材確保がかなったことに加えてコスト面のメリットについて教えてくれた。
「地元では採用できないような人材を見つけられたことが1番良かった点です。先ほども言いましたが人口もどんどん減少しているので、ハローワークに載せても絶対に無理だと思っていました。
あとは、コスト面の負担が少ないところも気に入っています。社員1人を採用するとなると社会保険などの固定費がかかること、さらにどれくらいの仕事ができるかは採用時にはわからない。日本の制度ではほぼ解雇ができないため、その大きな採用リスクを回避できるというのも助かっています」(吉田氏)
最後に吉田氏から、在宅ワーカー導入を検討している企業へのメッセージをもらった。
「今、採用にかかるコストはどこの媒体に頼んでも100万~300万はかかると思いますが、それに対しての成果が出ていない場合がほとんどかと思います。私もそういったリクルート系サービスを利用したことはありましたが、成果は出ませんでした。
ママワークスさんの業務委託は必要な業務に対して、しっかりとスキルのある方にお願いできる点がいいと思います。なので、迷っているならまずやってみることをおすすめします。
逆に、外部に委託できるような仕事がないなら、その事業形態では今後の世の流れの中では危ないのかもしれないという自社のビジネス分析にもなると思っています。もちろん、研究開発とか専門的なものは別ですが、そういった意味でも新しいことにチャレンジしてみるために活用してみてほしいと思います」(吉田氏)
株式会社楽喜
事業内容
ECサイト運営 越境ECサイト運営 VR観光事業 山口県産の一升餅、無農薬米、活き車海老を販売