「あとはお任せ」が可能な頼れる在宅ワーカーの導入で、時間の有効活用が可能に
北海道オリンピア株式会社
代表取締役 宮本 典英 様ご利用中のサービス
Crowd Members- 課題
深刻な人手不足に対して、通勤圏内に絞った募集でスキルのある人材が集まるか不安に
- 解決策
ママワークスサイトを通じて募集 海外からも反響を得る
- 成果
安心して任せられる人材との出会い 業務の手離れにより余剰時間が生まれた
1987年設立の北海道オリンピア株式会社は、蓄電池・太陽光発電などを手掛ける設備会社。設立当初は遠赤外線放射サウナや遠赤外線放射暖房機の販売を主な事業としていたが、廃油焚ボイラーや廃グリセリン燃焼ボイラー、「軽油と廃油を切り替えて運転する改造ディーゼル車」などを開発。2018年にバイオマス発電所なども開所し、北の大地で循環型社会の実現に向けてプロジェクトを展開中。従業員は13人、在宅ワーカーは常駐で1人、不定期で2人の計3人が活躍中。
今回は、代表取締役の宮本典英氏に在宅ワーカーを導入したきっかけとその効果について話を聞いた。
地元に限定した採用活動の不安から在宅ワーカーを導入
まずは、北海道オリンピア株式会社の事業内容を教えてもらう。
「廃油を活用したさまざまな機器の製造・販売や保守事業、廃油リサイクル事業、そして蓄電事業として太陽光発電関連の事業も行っています。一般家庭向け製品や産業用太陽光発電、EV車への充電設備なども今後展開を予定しています。
蓄電事業は後発なので、今後市場調査をしてニーズを見極めて参入していきたいと思っていまして、そこに在宅ワーカーの経験やアイデアを活用できたらと考えています」(宮本氏)
在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何だったのだろうか。
「2021年のママワークスさんからの電話営業がきっかけです。数年前にも営業電話はあったが、自分のところには合わないかな、と一度断っていました。
でも今回は人手不足が深刻で人材が欲しかったのと、経営者仲間から『パートの方にCADの図面を書いてもらっている』と聞いて、ママワークスさんを活用して何かできないかと考えました。
札幌でパートのCADオペレーターを探すのはなかなか大変かと思いますが、日本全国、世界に間口が広がるので確実に人材が確保できると思いました」(宮本氏)
実際に募集をかけると、国内はもとより海外在住の方からも反響があった。
「現在ミャンマー在住の方がCADで所属してくれていますし、イギリス留学中の方がCADオペレーターに応募してきたり、市場調査スタッフの募集でも海外在住の方が応募してきてくれたりと、本当に領域の広さに驚いています。
現在は電話営業と太陽光発電の市場調査スタッフの募集を進行中なのですが、こちらも全国津々浦々からの応募があり、つくづくママワークスさんの求人市場の大きさに驚いています」(宮本氏)
在宅ワーカーの仕事ぶりを目の当たりにし、社内での信頼も徐々に深まる
同社で活躍する在宅ワーカーは現在3人。どのような業務を依頼しているのかを聞くと、それぞれの業務について教えてくれた。
「人事の1人は、常駐で短時間勤務のママワーカーです。求人サイトの『Indeed』、『エンゲージ』を使って正社員の採用業務を中心に稼働してもらっています。
CADオペレーター2人は不定期で、案件発生時に依頼しています。事業向け暖房設備の紙図面をCADにする作業などをお願いしました。皆さんしっかり仕事をしてくれるので、社内でも徐々に在宅ワーカーへの信頼が深まっていると思います」(宮本氏)
在宅ワーカーとはどのような体制でやり取りをしているのだろうか。
「私が中心になってやり取りしています。チャットワークがメインですが、以前、急に連絡を取らなければならない事態が起こったので、緊急連絡先として携帯電話の番号も聞くようにしています」(宮本氏)
困ったことや大変だったことなどについて聞くと「特にない」との回答だったが、採用時のトラブルを教えてくれた。
「特にはないですね。あえて言うなら、人選の面で若干失敗したことがありました。なんとなく危険な要素は感じたが、他に応募も来ないし……と妥協して決定したら、3日で辞められてしまいました。でも今は、NGの基準をしっかり作って対応しているので、そういうことは減ってきました」(宮本氏)
日本全国、世界各地からの応募に驚き 時差を活用した業務効率アップの芽
ママワークスサイトの導入効果や良かったことについて聞くと、話は「時間」に対する効果から業務効率アップのアイデアに及んだ
「確実に自分の時間を有効に使えるようになりました。人事のワーカーの方もCADの方たちも『指導』の時間がいらない人たちで、安心して仕事を任せられます。今まで自分がやっていたことをやってもらえるので、その分の時間を他の作業に使え、とても助かっています。
条件が合わず決定はしなかったのですが、CADオペレーターを募集したときにイギリス留学中の方が応募してきたので、時差を活用して自分たちの退勤後に作業してもらって、次の日の朝仕上がるようにしたら便利だなと思いました。海外在住でしっかり任せられる人が出てきたら、時差を活用してもっと効率よく業務ができるとも思いました。
地元に限らず、全国、全世界から応募が来るので、確実に人材が確保できるというのも安心要素だと思います。また、ママワークスサイトに登録している人はプロフィール欄に詳細を書いているので、絞り込みもしやすくていいと思っています」(宮本氏)
最後に宮本氏から、在宅ワーカー導入を検討している企業へのメッセージをもらった。
「コンサルタント代がネックだと迷う人もいますが、まずはやってみて、相性がいいかどうか体験したらいいと思います。スキルのある経験者がたくさん登録しているので、自分たちが未経験な分野でも安心して任せられ、いろいろなことに挑戦できると思いますよ。
地元や近郊に限らず、全国また世界規模で応募が来るので、人材確保については心配が減りますね。スキルのある海外在住のワーカーを確保できれば時差を活かして無駄なくスピーディーに業務を進められるようになるので、そういう効率アップのためにも活用する価値はあると思います」(宮本氏)
北海道オリンピア株式会社
事業内容
製造・販売・保守事業 廃油リサイクル事業 蓄電事業