在宅ワーカー導入から3年超、リーダー登用や採用代行も活用して事業の安定運営が可能に
ベルサンテ株式会社
ほいコレ事業部事業部長 上村 佳久 様ご利用中のサービス
Crowd Members- 課題
事業拡大を検討するも社員のリソース不足で着手できずにいた
- 解決策
ママワークスサイトを通じて、有資格・高スキル人材と出会う
- 成果
サイト運営は在宅ワーカーチームのみで実行可能に。社員とワーカーの相乗効果も実感
1974年創業のベルサンテ株式会社は、大阪をはじめとする大都市圏で保育業界に特化した人材サービス事業を展開する。”□(資格)でつながる○(縁・園)がある”®を企業理念に掲げ、保育園や幼稚園などの保育施設と保育士・幼稚園教諭の有資格者とをつなぎ、両者をさまざまな形で支援するサービスを提供している。現在は従業員が50人、在宅ワーカーは10人が活躍中。今回は、同社のオウンドメディア「ほいコレ」の事業部事業部長である上村佳久氏に、在宅ワーカーを導入したきっかけとその効果について話を聞いた。
直接雇用以外の新たな人材活用方法に魅力を感じ、導入を決断
まずは上村氏からベルサンテ株式会社の事業内容を教えてもらう。
「保育業界に特化した人材サービス会社として、主に人材紹介・人材派遣と学生の採用・就職支援を行っています。保育に専門特化することで、地域の細かな情報収集や深い関係構築が可能となり、おのおのの施設に最適な人材を紹介できることが弊社の強みです。学生向けの支援として就職フェアの企画・運営を行う他、ブランディング支援として園のホームページ・冊子制作、研修会の実施など、保育に関わる幅広い業務を展開しています」(上村氏)
在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは1本の電話だった。
「導入は3年ほど前で、まだ新型コロナウイルス流行前の時期です。事業拡大を検討する中で着手したいことはいろいろと浮かぶものの、社員のリソースをこれ以上割くのは難しく、優先順位が後回しになっていました。
そんなときにママワークスさんから電話営業で案内をもらったのですが、人を増やすといえば“直接雇用”という発想しかなかったため、『業務委託という方法があるのか』と、とても新鮮でした」(上村氏)
在宅ワーカーの募集から導入にあたってはどのように対応したのだろうか。
「初めは自社で面接まで対応していましたが、ワーカーの人数も増えてきたので、最近ではママワークスさんから提案された採用代行サービスを活用しています。自社ですべて対応していたときは職種によって人材の見極めが難しいと感じる部分がありましたが、ママワークスさんに厳選してもらえるようになり、弊社は最終選考にだけ関われば良くなったため、大変助かっています」(上村氏)
経験豊富な在宅ワーカーにリーダーを任せ、安定運営が可能に
どのような業務を在宅ワーカーに依頼しているのかを聞くと、ワーカーそれぞれの業務について教えてくれた。
「現在契約しているワーカーは約10人で、情報サイト(オウンドメディア)の運営全般7~8人、電話営業1人、SNS運用1人、クリエイティブ制作1人という体制です。
情報サイトの運営では、在宅メンバーの1人に取りまとめを行うリーダーを担ってもらっています。そのリーダーの方は知識・経験ともに豊富なその道のプロで、業界や最新動向などさまざまなことを教えてくれます。
電話営業では商材提案を行っていますが、接客業の経験が豊富で本当に優秀な方です。決められたトークスクリプト通りに話すのではなく、『企業や商品・サービスについて自分の言葉で話したい』という想いを持った方で、どんどん新たなことを吸収して積極的に取り組んでくれています」(上村氏)
在宅ワーカーとは主にビジネスチャットでやり取りをしている。
「やり取りのツールは、主にチャットワークを使用しています。情報サイト運営は在宅ワーカー導入から2年強がたち安定してきましたので、運営体制としてはリーダーから定期的に報告をもらう程度で、細かな部分は任せている状況です。
電話営業は私から、SNS運用とクリエイティブ制作は担当の社員から依頼を行っていますが、在宅ワーカーの人数が増えチーム化ができるようになれば、ゆくゆくは情報サイト運営のように在宅のリーダーの方に任せるような体制にできればと思っています」(上村氏)
契約条件や労務面などの導入準備には時間がかかったが、導入以後は困ったことや大変だったことはないという。
「制度立ち上げの時期に、弊社と税理士との間で契約や労務面に関する部分で相互理解に少々時間を要したということがありましたが、導入以降は運営面や在宅ワーカーとのやり取りにおいて苦労したと感じるような場面は特にありません」(上村氏)
登録者の人材層が厚い! 専門スキルを持つワーカーの活用で新たな取り組みが次々実現
ママワークスサイトの導入効果や良かったことについて聞くと、「ママワークスさんのサポートが手厚いことですね」と答えてくれた。
「『こういうことをやりたい』という話をママワークスさんにしたところ、『それなら、この職種を求人に出してみましょう』とどんどん提案してくれて、求人原稿まで作成してくれるのがとても助かっています。おかげさまで今では頭に描いたことをスピーディーに実現できています。
あとは、応募してくる方が優秀というのも大きいです。以前は関西近郊にいる人としか仕事をする機会がありませんでしたが、在宅ワーカーのおかげで地域の制約を受けることなく、その道のプロにサポートをもらえるのは大変ありがたいです。例えば、情報サイト運営のワーカーは全員保育士資格を保有しているのですが、そうした有資格者を集められるのもママワークスさんの登録者の人材層が厚いからですね」(上村氏)
最後に上村氏から、在宅ワーカー導入を検討している企業へのメッセージをもらった。
「新たなことを導入することになるので、最初は抵抗があるという企業が多いかと思います。一方で、社員に気を使ってやりたいことを実行できていない管理職や経営者もたくさんいるのではないでしょうか。弊社でも、社員のキャパシティに気を使って実行できずにいたことが、在宅ワーカーを活用することで実現できるようになりました。
『こんな求人をかけても来ないのでは』と思わずに、まずはママワークスさんに相談してみるのが良いと思います。弊社では、社員の得意なことと在宅ワーカーの得意なことをうまく生かすことで、相乗効果を得られるようになりました。
在宅ワーカーを活用することで『やりたいことができる』という見込みがあるだけで気持ちが軽くなるでしょうし、実際にできることが広がるというのを実感すると思います」(上村氏)
ベルサンテ株式会社
事業内容
人材派遣事業 人材紹介事業 イベント事業、求人サイト運営、ホームページ制作事業