複合的にサービスを導入し、リモート中心でありながら積極的な営業体制を構築

株式会社西河マネジメントセンターは企業の経営・財務・人事などのコンサルティングを担う労務管理事務所だ。8年前からはリモート形態で全国に展開し、補助金・助成金の申請や活用のサポートに力を入れている。

「業種・業態を問わず、補助金・助成金を受けたい企業のお手伝いをしています。中小企業は、補助金・助成金に関して自社で行う人手や時間がありません。そこで弊社が社長や経営者に代わってサポートしています」と語るのは、株式会社西河マネジメントセンター 執行役員の石川高弘氏だ。

同社では2022年7月から「Sales Platform」や「Crowd Members」「Keypersons」などのサービスを導入、現在もサービスの利用を続けている。契約までの経緯や導入後の成果について、石川氏に話を伺った。

「Sales Platform」と「Crowd Members」は、豊富な人材とノウハウで社内の足りない部分を補ってくれる

「著名な経営コンサルタントのセミナーに参加した際に、アイドマさんが紹介されていました。営業支援や優秀な人材の紹介を行っているという話だったので、私からコンタクトを取りました。そして、アイドマの担当者の熱意と人柄に魅了され、すぐに導入を決めました」（石川氏）

同社では現在、アイドマ・ホールディングスのさまざまなサービスを導入している。

「最初に導入したのは『Sales Platform』です。弊社は完全リモートで活動しているので、中小企業のコンサルティングをするにあたって飛び込み営業などはせず、紹介などで新規開拓を行っていました。ただ、紹介のみでは安定せず、毎月の売り上げも変わります。やはり積極的に営業しなくてはならないと考えましたが、営業をするノウハウがありませんでした。そこでアイドマさんのお力を借りようと思いました」（石川氏）

実際にどのように動いたのだろうか。

「アイドマの営業担当者と相談しながら、業種・業態、従業員の数などで対象を絞り込みました。また、トークスクリプトを作成してもらい、実際にテストマーケティングを行いながらアポイントや資料請求に至ったパーセンテージを明確にしていきました。弊社だけで営業するとなると、手探りでやらなくてはなりません。アイドマさんは営業のノウハウを持っているので、最短・最速でテストマーケティングが行えます」(石川氏)

次に同社は「Crowd Members」も導入した。

「フルタイムは無理でも、ちょっとした時間に働きたいと考えている人材が『Crowd Members』の『ママワークスサイト』にたくさん登録されています。弊社では中小企業診断士や社会保険労務士などの資格を持っている方に手伝ってもらっています」（石川氏）

現在、「ママワークスサイト」から契約した人材は10人に上り、営業やコンサルティング業務の他に、Webサイトや営業用の資料などの作成もしている。

成約だけでなく各業界の情報を得られるのも大きなメリット

石川氏は「Sales Platform」や「Crowd Members」を導入して、すぐに成果を実感した。

「導入後1年半の間に資料請求は487件、アポイントは170件も取れました。業種は運輸や介護、製造業など多岐にわたります。もちろん、成約に至った企業は何社もあります」（石川氏）

また、「Sales Platform」や「Crowd Members」を導入して気付いたことがあるという。

「アイドマさんの力を借りて営業を続けてきたなかで実感したのは、補助金や助成金に対してとても多くの企業が興味を持っていることです。特にChatGPTやVX(バーチャル・トランスフォーメーション)など最先端の技術を扱っている企業からリードが取れているので、力を入れてアプローチしたいと考えています」（石川氏）

「Keypersons」の導入で、これまで出会えなかった経営者と出会え、仕事にも繋がる

同社では、「Keypersons」も導入、さらに「ベンチャーCXOサミット」にも参加しており、その高い効果を実感している。

「『Keypersons』は決裁者限定したマッチングプラットフォームで、弊社と相性の良い企業の決裁者を紹介してもらえるサービスです。アイドマさんから紹介してもらえるので、新規営業より商談に結びつきやすいのがメリットです。
毎月都内で開催されている『ベンチャーCXOサミット』は、経営者を集めて開催される交流会です。その意義と広告効果に賛同した弊社はメインスポンサーになり、2023年11月には経営者200人の前でスピーチする機会もいただきました。交流会では30人ほどの経営者と意見交換をしました。普通に仕事をしていては出会えないような企業の経営者と直接話ができるので、仕事にもつながりやすいと実感しています」（石川氏）

最後に、今後アイドマ・ホールディングスに期待していることについて話を伺った。

「自分たちの仕事に没頭していると思考が偏りがちですが、アイドマの担当者は多くの業界を見ているので、私が知らない貴重な情報やアドバイスを提供してくれます。今後もより強く連携することで、新たなシナジーが生まれるのではないかと期待しています」（石川氏）