新規顧客獲得のため「クラプロ」を導入。サービスの価値とベネフィットイメージの訴求力を高めた営業ツールが完成

アイディエーション・ジャパン株式会社

代表取締役　上村輝之様

ご利用中のサービス

クラプロ

- 課題

新規顧客開拓に活用できる資料がなかった。ホームページも情報が多すぎて、サービスの価値が伝わりづらい状態だった

- 解決策

「クラプロ」を導入し、お客様のベネフィットが伝わる内容へ改善

- 成果

訴求力の高いホームページと顧客開拓用の営業ツールが完成

アイディエーション・ジャパン株式会社は東京都中央区日本橋を拠点とし、技術開発、商品開発、事業開発に関する情報提供、指導及びコンサルティングなどを行なっている。
得意としているのは、新しい技術・新しい製品を開発していくプロセスの方法論、頭の使い方などを網羅した思考のフレームワーク「Ideation TRIZ」の提供と技術研究部門や品質管理部門、知的財産部門、商品企画部門へのコンサルティングサービスだ。

「企業のプロジェクトの方向性や解決策を考えるアイデアやノウハウの提供に強みがある一方、自社のホームページのアップデートや新規顧客開拓に関して課題を抱えていました。自社のサービスを独りよがりに説明するホームページや資料では、新規顧客開拓は難しいと考えていました。

ニッチな業界であるため、これまでは問い合わせをしてきてくださるお客様は業界のベテラン、専門家ばかりで、とてもありがたいことです。しかし、弊社が提供するサービスや技術は若い世代にこそ伝えたく、短期間で習得してもらって技術開発ができるようになってほしいとの思いがありました」

そう話してくれたのは代表取締役社長の上村輝之氏だ。

上村氏は新規顧客開拓を目標として、お客様へサービスの価値を訴求できる営業ツールを準備すべく、「クラプロ」の導入を決意した。
今回は「クラプロ」を導入した経緯から導入によって得られた成果を伺った。

営業ツールに関するノウハウがあること、一生懸命なことが導入の決め手に

「アイドマさんのことは、電話営業をきっかけに知りました。頻繁にというわけではありませんが、何度も電話をいただくなか、アイドマさんの一生懸命な姿勢に惹かれて興味を持ちました。お仕事を一緒にするなら一生懸命な人が良いと思っています」（上村氏）

しかし、電話でサービスの詳細を聞いてから、導入を決断するまでには若干の時間がかかった。

「当時は、自分たちでなんとかできればと、Webマーケティングに取り組んでいました。しかし、思うような成果は得られませんでした。お客様の分析をしたときに、SNS禁止などの企業もあり、弊社の想定顧客層はWebマーケティングに入ってくるような人ではないとわかりました。

そこで、すでに多くの顧客を持ち、営業ツールにも詳しいアイドマさんにお願いしようと思いました」（上村氏）

企業として、これまでも新規顧客開拓をうまくできていなかった感覚があったという。

「初めはアイドマさんに顧客開拓のサービスをお願いしました。しかし、アイドマさんが導いてくれたお客様にアピールをできるホームページや資料がなかったのですよ。そのため、ホームページや資料の作成からお願いすることにしました。

ホームページはすでにありましたが、サービスの価値を説明する資料や商談用の資料がまったくありませんでした。ホームページも情報が多く、自分たちのサービスを利用することでどのような変化がもたらせられるかがわかりづらく、競合他社と比較したときに選んでもらうという点でもかなり弱いものでした」（上村氏）

営業ツールの導入は自社内で取り組むも成果が出ず、デザイナーへ依頼したこともあったが、やはりうまくいかなかった、と上村氏は話してくれた。

自社では気づけなかった課題。ベネフィットが伝わりやすいホームページへのリニューアルを実施

どのような課題に対し営業ツールのアップデートを行ったのか。

「まずは、ホームページをリニューアルしました。以前はお客様から見たときに弊社が提供するサービスの価値が伝わりづらく、情報はたくさん載っているけれど迷子になってしまいそうなホームページでした。

弊社が持つ技術の手法を中心に載せ、情報を並べているだけでしたが、『その技術を習得するとお客様にどのようなベネフィットがあるのかを伝える必要がある』とアイドマさんに教えてもらいました」（上村氏）

「クラプロ」の担当者とはオンライン会議で密にコミュニケーションを取り、業界に関わる人しかわからないようなニュアンスもクリアにしていった。

「しっかりヒアリングし、その上でホームページに使用するキャッチコピーなども考えてもらいとても助かりました。私たちがいる業界は、業界外の方々からすると難しい世界かもしれませんが、初めに大きな枠組みを用意してもらい、それに合わせて掲載したい要素を出していくなど、段階を追って内容を詰められたことも満足いくものに仕上がった理由だと思います。

伝えた内容のなかから大事なことをうまくピックアップし反映してもらえたことで、私たちの頭も一緒に整理されました」（上村氏）

お客様に伝わりやすい資料が完成。明るい未来が見えた

「デザインはもちろんですし、メッセージの面でも、思いをどのようにホームページに落とし込めば伝わりやすくなるのか、自分たちではわからずにいました。やっぱりプロに頼むのと、素人が頑張ってやるのとでは違うと感じました。

ホームページや資料のデザインにおいて、見た目で感じる無意識のイメージがあると思うのですよ。アイドマさんにお願いしたことでターゲットとなる技術者のフィーリングに合うデザインにしてもらえました」（上村氏）

自社内ではできなかった新規顧客開拓に向けたイメージを、「クラプロ」で形にしてもらえた、と上村氏は満足げだ。

「アイドマさんに資料をつくってもらい、限られたページ数のなか、お客様に弊社の価値がきちんと伝わるように情報をうまく盛り込んでもらえたと感じています。デザインも私たちのイメージに沿っていて、ブランドとして統一化されたものに仕上げてもらいとても満足しています。今後、新規顧客開拓につながっていけばうれしく思います」（上村氏）

次のステップとしては、お客様とコンタクトを取りながらリアルな声を反映させていき、サービスの価値の訴求力を高めていきたい、と今後の展望についても話してくれた。