新規事業立ち上げのサポートを「クラプロ」に依頼。SNSを活用した営業ルート開拓にも成功
株式会社マルニシ
取締役 西村 朋子 様ご利用中のサービス
クラプロ- 課題
新規事業立ち上げに伴う営業・広報活動に不安や苦手意識があった
- 解決策
プレス向けの文言制作から営業資料の作成、SNSを使った広報活動、コンセプト立案など幅広い業務を「クラプロ」に依頼
- 成果
SNSからの新規営業ルートを確立。新事業の立ち上げを周囲にリーチできた
株式会社マルニシは兵庫県伊丹市の公設市場を拠点に野菜の生産・加工・販売事業を展開している。2022年より新たにBtoB・BtoC事業として冷凍ピザ事業をはじめ、3か月で伊丹市公設市場内に直売所もオープンさせた。野菜ソムリエでありアンチエイジング指導も行う代表取締役の西村朋子氏が監修した冷凍ピザは、野菜がふんだんに使用されており健康志向の方にも愛されるピザだ。「八百屋の本気シリーズ」や「八百屋からの提案メニュー」など、野菜のプロのピザ屋として独創的な商品を提供している。
今回は、事業を立ち上げるにあたり「クラプロ」を導入したことが正解だったと語る西村氏に、導入の経緯から成果について聞いた。
新規ビジネスのスタート。自分たちが営業しなければいけない状況で「クラプロ」を導入
もともと西村氏のご主人が野菜の仕事をしており、加工業をスタートさせたことで工場の規模を拡大してきた。西村氏は、ご主人の独立を機に看護師を辞め、事業をサポートする。
「刺身の“つま”をつくる仕事を依頼され、ひとりでは難しいからと夫と一緒に始めました。当時は赤子を背負いながら大根をむいてカットするところから手伝いました(笑)。むかしはカット野菜を買ったら主婦は手抜きだと言われる時代もありましたが、いまはカット野菜の方が良いという方も増えて。ただカット野菜は値上がりせず飽和状態だったので、冷凍できる新規ビジネスを開始しました」(西村氏)
当時は大手メーカーの野菜の供給に携わっていたことから他の仕事も多く舞い込むようになり、従業員も増え事業は拡大していった。
「生鮮食品のため保存が難しいのですが、人手が余ってしまったりする状況でした。野菜は生モノで保存がきかないけど、ピザなら人手が空いている時につくれば冷凍保存ができると思いました。人材の効率化も図るために工場を増設
したのですが、ピザのことは知らなかったのでまったく新しく自分たちが営業しなければいけない状況になり、アイドマさんにお願いしました」(西村氏)
初歩的な疑問から広報活動の組み立て、集客の導線までを「クラプロ」が徹底サポート。「自分の時間も増えました」
経験も時間もない中で訪れた「クラプロ」との出会い。導入してからはどのような業務を依頼したのだろうか。
「誰かを雇う余力もなく困っていたところを助けてもらって、『オープン時に提出が必要な文面も書いて欲しい』というような無茶なこともお願いしました。さらに、“店舗をオープンしたことの広報活動をしていきましょう”と提案され、Instagramから広報、営業広告、チラシ、プレゼン資料、コンセプトづくりなど、自身では考えていなかったことまで対応してもらいました」(西村氏)
実際に担当者がピザを買いに来てくれたこともあり良い印象だったというが、電話で話を聞いた時点での不安や迷いはなかったのだろうか。
「人を雇うにはプロにお任せした方がいいのかなと思ったし、勉強する時間もなかったため、今の時代に適した方法だと思いました。アイドマさんはチームの専門性が高く、あとは上場企業という安心感もありました。マーケティングをどういうふうに進めれば認知度が上がるのかも、素人だからわからなかったけれど効率が良かった。
SNSは苦手だし、落ち着くまでは私も店頭に入っていたので、『クラプロ』に依頼して自分の時間も増えました」(西村氏)
SNSに苦手意識を持っていたため、相談できる先ができたことは心強かったそう。
「Instagramを開設する以前にまず何をやる必要があるのか、オープンしたら発信する媒体はどういうところなのか、営業の資料はどうしようかなどチームで考えることができて良かったです。素人が考えるのとは違うし、プロだから安心して依頼できました。こういうふうにしたいと伝えたら、“こういうふうにしていきましょう”と先を見据えた提案をしてもらえて、非常に安心感もありました。」(西村氏)
SNSからの営業アプローチに成功。周囲に新規事業スタートをリーチできた
苦手だったInstagramも、継続して活用することで新たな営業ツールとして機能した。
「Instagramを毎週投稿して、DMで近所の飲食店にアプローチしてもらって。サンプル依頼もできるようになり、そこから依頼が何件か来ました」(西村氏)
また、冷凍ピザ事業とリンクした福祉の事業として、就労継続支援事業所を立ち上げた。
「アイドマさんから『福祉の事業も一緒にやりますよ』と言ってもらえたので、ホームページのリニューアルを進めているところです。今後はピザをたくさんの人に食べてもらえるようにしたいですね。健康を意識した人でも食べられるピザをテーマとしていますが、野菜を少しでも多く食べてもらいたいし、『健康に配慮しすぎておいしくない』というのも違うのでいい塩梅を取りつつ。野菜も、お客様に喜んでいただける安全な野菜をつくっていきたいですね」(西村氏)
さらに西村氏は、今後の事業展開についても教えてくれた。
「就労の機会を通じて働く人たちに還元していきたい。野菜の仕事は単純な作業も多いので、障害を持つ人たちでも働ける場を提供したい。バランスよく回していくことで周囲の人たちが幸せになったらうれしいし、農業や日本の未来に関心があるので、将来的には農業と福祉を連携させた事業を展開し、農業にも携わっていけたら面白いなと思っています」(西村氏)
「クラプロ」を利用した感想を聞くと、「心強かった」と当時を振り返る。
「突発的なことがなければお願いしなかったとは思うけれど、自分自身の人脈もない中で事業をスタートして、いろいろと教えてもらえたし、スピーディに対応してもらえて心強かったです」(西村氏)
最後に西村氏から、「クラプロ」の導入を検討中の企業へメッセージをいただいた。
「外部に信頼できるチームがあるというのは、営業担当者を1人雇うよりもリスクが少ないので、選択肢としてあるのかなと思います。内製化には時間がかかるし難しいと思うので、何かを新しく始めるときは外部チームを活用するのも良いのではないでしょうか。急にやろうという時に心強い味方になってくれますよ」(西村氏)
株式会社マルニシ
事業内容
野菜の生産・加工・販売事業、ピザの製造・販売