「Sales Platform」＆「クラプロ」への依頼で、新規事業拡大をスピード成功

合同会社Furutoriは島根県江津市を拠点に、Web活用の進んでいない地方の事業者へ集客支援サービスを提供している。代表の森本雄也氏が5年前に地元・鳥取県にUターンをした際、良い店が多くあるのにあまり知られていない現状を知り、事業を立ち上げるに至った。同社は2024年5月に事業をスタートしたところで、地方の事業者にも取り組みやすい形でのWeb集客の支援をするため、日々奮闘している。

「高校を卒業してから10年間、Web集客系の仕事をしていましたが、Uターンして島根県に戻ってきました。当時は中小零細企業のホームページの営業をして、あとはマーケティングという部分でホームページや記事広告などを作成していました。合同会社Furutoriでは、その経験を活かしてホームページ制作やSNS運用、MEO対策をしています。

Local Boost（ローカルブースト）というMEO一括管理ツールを提供していまして、SNSとGoogleビジネスプロフィールと自社のホームページを連携することができ、SNSを更新するとGoogleビジネスプロフィールとSNSの投稿が一括でできるようになっています」（森本氏）

通常はWeb集客力アップ施策を実施しても、店舗の売り上げが目に見えて変わるまでに半年はかかるといわれている。同社独自のツールを活用することで、この期間を短縮させられるという。実際に、2024年5月から同社が支援を始めた店舗では、7月期の売り上げが前年比120%を達成するという成果を上げた。

森本氏は、Web集客に苦手意識を持っている日本全国の中小・零細事業者や個人店舗に、もっと合同会社Furutoriのことを知ってほしい、と意欲を燃やす。集客のプロである同社がアイドマ・ホールディングスの「Sales Platform」と「クラプロ」を導入したきっかけや、現在に至るまでのお話を伺った。

事業を早急にスケールアップさせるための手段として「Sales Platform」＆「クラプロ」を選択

合同会社Furutoriを立ち上げた森本氏は、ある課題に直面していた。

「地元に良いお店はあるけど魅力が伝わり切らないという想いもあって、もっと知ってもらいたいと思っていました。地元には知ってもらう手段を知らない人や、SNSの運用方法を知らない人も多かったので、それを発信し、地域の活性化につなげたかった」（森本氏）

しかし、Webに親しみがない地元事業者や地域の個人店舗オーナーに同社のサービスを周知するにはさまざまなハードルがある。最初のハードルとして、人的リソースの不足を感じていた折、アイドマ・ホールディングスに出会った。

「アイドマさんの存在は、Facebookの広告で知りました。弊社はお店の資産であるホームページやSNS運用をしていく企業で、その方法が間違っていなければ大幅な集客が見込める。しかし、1人では回らないので営業支援をしてもらいたいと思いました。

アイドマさんに依頼した理由は、弊社の魅力を発信したいと考えたときに、ターゲットとしている方々がWebから問い合わせをすることはないのではと思い、コストパフォーマンスの良い電話営業を採用することにしたからです。

自社内で電話営業をするには人的リソースが足りないのでアイドマさんから話を聞いたのですが、トークスクリプトの作成もお願いできるところに魅力を感じましたね。また、今年の5月に事業をスタートしたばかりなものの、スケールするスピードも早めたかったのです」（森本氏）

販売には第三者の視線が必要だと感じて導入を決意。委託することで事業にフォーカスできた

森本氏が外部に営業業務を委託した理由は、事業の成長スピードをアップさせるという目的の他に、地元の店舗に対する強い想いがあった。

「Web集客の対策は変わっていくもので、そこに地方の事業者を置いてきぼりにすることは避けたいと思いました。なので、弊社のツールを導入していくことで、集客のためのWeb活用の認知度を上げいきたかったですね。地方にいるからこそわかるのですが、いまだにWeb集客について知らない方も多い。自分はそこに、専門家じゃないけど意見を出せる人でありたかった。

それと僕はコンテンツを提供する側ですが、このコンテンツは集客・販売することに特化したものというよりは、利用者の使いやすさを重視し、地方の事業者に寄り添う想いで制作しました。しかし、コンテンツを売ることに関しては他者の目線が必要なのかなと感じていたので、自分1人でやるよりはお願いした方が効率も良いと感じました。自分は他の業務にも時間を割きたかったので、営業をお任せできるのは魅力的でした」（森本氏）

森本氏は、アイドマ・ホールディングスへ信頼を強く寄せるようになったエピソードを教えてくれた。電話営業の戦略を考えていたときのことだ。

「うちの対象としたいお客様の層を伝えると、『そのためにはこの地域にアプローチしていきましょう』という提案がありました。最初はコンテンツを直接販売する電話営業をお願いしていたのですが、その後方針が変わり、オンラインセミナーの集客を依頼することになりました。

アポイント後の動きとして、私から直接クロージングするのではなく、オンラインセミナーを見て良いなと感じたお客様が自動的に来てくれた方が効率が良いと思いました。したがって方針の変更を提案したのですが、そこも臨機応変に対応してもらえましたね。そこから集客に関してはほとんどお任せしています」（森本氏）

丁寧な業務と安心のバックアップ体制、親身に相談にのってくれるのが魅力

アイドマ・ホールディングスの担当者の印象はどうだったのだろうか。

「すごく熱意を感じていて、うちのサービスを知っていきたい、売り上げを上げたいということを親身に考えて、こちら側目線で考えてくれるのは有り難いですね。アイドマさんとやりとりしているときは僕のテンションも上がります。興味を持って聞いてくれますし、士気を上げてくれるのが担当者の才能なのかなとは思いますね。

営業ツールや手法に関してはアイドマさんの方がプロなので、リストの作成や対象地域の選定では意見をもらえて助かっています。アイドマさんがさまざまな企業の問い合わせ先やメールアドレスをリストとして持っていたので、そこへアプローチを広げました。メールの開封率やリンクのクリック数がわかるようになっているのですが、クリックされたにもかかわらず登録いただいてない場合にはそこにフォロー電話をして、オンラインセミナーの参加申し込みにつなげてもらっています」（森本氏）　

営業担当としてのキャリアもある森本氏は、アイドマ・ホールディングスの営業力についてどう感じているのだろうか。

「アイドマさんはマーケティング調査からノウハウがあって、ロジカルに営業していける部分が強いと思います。営業DXツール『Sales Crowd』や、最近提案してもらって導入した『ノコセル』というツールは強い。

かゆいところにも手が届く対応で、業務効率が良いと感じています。メール配信では迷惑メールになりにくいように対策してもらえました。

1つのツールに営業するうえで必要なものが詰まっている。これ1つでやりたいところまで完結するので良かったです。資料のページがどれくらい見られているかもわかるし、分析するための成果につなげやすいデータが取得できるのは、営業に特化した企業だなと思いますね」（森本氏）

森本氏は、制作物の仕上がりのクオリティにも驚いたという。

「資料作成のクオリティの高さにはすごくビックリしました。1週間で上がってきた資料は読みやすいし、構成も考えられていて感激しました。

あとはバックアップ体制が良かった。営業に対するマネジメントをする人とサポートする人の2人体制でバックアップしてもらっているのですが、営業をマネジメントする人の補佐がいるので、作業も捗っている感じがありましたね。1人じゃないので抜け漏れがなく、安心してお願いできました」（森本氏）

新規事業や採用面でもサポートを依頼したい。相談すれば成果が期待できる

アイドマ・ホールディングスのツールを存分に活用している森本氏は、今後の展望についても教えてくれた。

「新規事業も抱えているので、セミナーの集客ができたら9月からそちらもお願いしようと考えています。美容室の空いている鏡をフリーランスの美容師に貸せるというプラットフォーム事業なのですが、その正規代理店になったので、営業活動をお願いしようとしています。また、即戦力が欲しいタイミングで、採用活動に強いツールの導入をしてみたいなとも感じています」（森本氏）

最後に、アイドマ・ホールディングスのサービス導入を検討中の企業へ向けて、森本氏からメッセージをもらった。

「もともと情報通信系の企業出身で営業経験はあるのですが、僕がやらないといけないのは企業の立ち上げに必要なところ。1人で営業するとなるとそのスピードにも限界があるし、社員を雇うのはリスクがあるので、そこを外注できて営業スキームができているのは助かりました。

そのスキームについても、アイドマさんが持っているものをゼロから使えたのは大きいですね。うちの売り上げを上げるために同じ方向を向いて考えてくれて、要求に対してはノーを言わずに、実行できる方法で考えてくれるので僕としては相談しやすいです。

アイドマさんのグループでいろいろなことができるので、任せられることがあればとりあえず相談してみようと思います。アイドマさんとであれば、おそらく何もないところからでも求めているものが手に入ると僕は思っています。

ヒアリングも丁寧にしてもらえて、尚かつ制作する人たちのクオリティが高いので、ヒアリングした内容を忠実に再現してもらえることが多い。何もない状態でも、求めている成果は期待できます」（森本氏）