2015年創業のベンチャー企業が「Sales Platform」導入後、約1年で3倍以上のリードを獲得
株式会社ミューラボ
代表取締役社長 伏見 雅英 様ご利用中のサービス
Sales Platform- 課題
独自技術はあったが、どの企業にアプローチすべきかわからなかった
- 解決策
アイドマ・ホールディングスの膨大なリストと支援のもと、5700社にアプローチ
- 成果
平均値の3倍以上のリード獲得率を達成 新たな業界との接点も獲得
株式会社ミューラボは、福島大学発のベンチャー企業として、2015年に創業したロボット関連製品のメーカーである。福島大学独自の新技術を使った立体カムや減速機の開発、製造、販売を行っている。
「小型かつ精巧な立体カムと、頑丈さが強みの減速機を展開しています。当初は、医療機器用としてスタートした製品ですが、今では産業用ロボットのFA((ファクトリー・オートメーション)機器や半導体製造装置などに幅広く採用していただいています」と代表取締役社長の伏見雅英氏は語る。
営業活動は伏見氏と営業担当者の2人で行っていた。新規顧客との接点は、年に1回出展するロボット技術の展示会がメインだったが、展示会以外でも製品の魅力を伝えられる機会を増やしたいと考えていたという。
充実した営業リストに魅力を感じ「Sales Platform」を導入
「弊社は設立間もない企業で、営業先リストなどは持っていませんでした。そもそも、どの企業にアプローチすべきかさえもわからない状態でした」(伏見氏)
そんななかで、2019年から協業メーカー向けに製品を販売開始し、これから本格的に新規開拓していこうというところで、新型コロナウイルスが猛威をふるった。顧客との接触機会が減少し、どうやって新たな顧客を見つけていくべきか悩んでいたとき、アイドマ・ホールディングスからの電話を受けたという。
「アイドマさんの持つ営業リスト数の多さに惹かれました。電話でお話した担当者の方が、偶然にも出展していた展示会の主催企業に以前勤めていたというご縁も、『Sales Platform』に決めた理由の一つです。
アイドマさんと組めば、弊社の製品に興味を持っていただける企業と多く出会えるのではないか、という期待を持ちました」(伏見氏)
リスト数の多さもさることながら、航空宇宙関係や空調関係など、展示会では出会えないような業種の企業にまでアプローチできたことにも満足しているという。
マーケティング戦略やトークスクリプト作成など営業コンサルティングも活用
アイドマ・ホールディングスとタッグを組む前は、営業社員を新たに雇うかどうか悩んでいたと伏見氏はふり返る。
「開発したばかりの新しい製品で、マーケティング戦略も定まっていなかったことから、社員の採用には踏み切れませんでした。
『Sales Platform』は、固定費を増やすことなく、膨大な数の顧客にアプローチでき、さらにマーケティングの部分まで支援していただけるので、弊社にとって非常に頼もしい存在です」(伏見氏)
営業用のトークスクリプトは、伏見氏とアイドマ・ホールディングスの担当者が二人三脚で改良を重ねているという。
「技術者である私は、つい難しい言い回しにしてしまいがちです。
しかし、営業のプロであるアイドマの担当者さんに、わかりやすく、伝わりやすい表現に添削していただけて助かっています」(伏見氏)
導入後1年で平均値の3倍以上という高いリード獲得率を達成
「Sales Platform」を導入して1年が経過し、驚くほどの成果が出たという。
リード獲得率は、平均値の約3倍にもなる3.67%という驚異的な数字を記録。5700件のアプローチのうち、Web会議での商談アポイント82件、資料請求121件を達成し、実際に販売まで至った例もある。
「ドアノックとしてはかなり成果が出ていると手応えを感じています。
今後も、アイドマさんとしっかりコミュニケーションを取りながら、より効果的なアプローチ方法を模索していきたいです」(伏見氏)
アイドマ・ホールディングスのさまざまなツールを業務効率化に役立てたい
伏見氏は今後、Web会議システム「meet in」や、クラウド型営業支援システム「Sales Crowd」など、アイドマ・ホールディングスや関連会社が展開する営業支援ツールも活用していきたいと話す。
「『meet in』の文字起こし機能は、今後ぜひ試してみたい機能です。また、すでに使っている『Sales Crowd』は、まだすべての機能を活用しきれていません。
案件管理やデータ分析に役立てて、業務の効率化を図りたいと思っています」(伏見氏)
大学発の新技術を、必要とされる場所に届けたい
最後に、伏見氏より「Sales Platform」の導入を検討している企業に向けてメッセージをいただいた。
「『Sales Platform』は、業種を問わず営業に割く人員が不足している企業におすすめしたいツールです。
新しい人をすぐには雇えない企業もそうですし、弊社のように技術に強く営業力が弱い企業でも“どこにどう営業すべきか”という部分から、手厚くサポートしてくれますから」(伏見氏)
伏見氏は、今後も「Sales Platform」でつながった企業へのアプローチを続けていくと共に、トークスクリプトの改良や、お客様のデータ分析を強化することで、営業活動の効率をさらに向上させていきたいと展望する。
「弊社の製品は、サイズなどの問題もあり、使っていただける場所が限られています。
『Sales Platform』の力を借りて、必要としてもらえる場所へ的確に届けていきたいと思っています」(伏見氏)
株式会社ミューラボ
事業内容
最先端ロボット関連製品の開発・製造・販売