在宅ワーカーは事業推進に欠かせない頼もしい味方
株式会社アスカサービス
代表取締役 村田 恒治 様ご利用中のサービス
Crowd Members- 課題
リモートワークに興味がありつつも、出社前提の業務設計から踏み出せずにいた
- 解決策
ママワークスサイトを通じて、8人の在宅ワーカーを導入
- 成果
業務効率化とコア業務への集中が可能に アイデアを次々と形にできていると実感
2022年1月に創業20周年を迎えた株式会社アスカサービスは、本社のある大阪をはじめ東京・名古屋・福岡を中心に建物の換気ダクト清掃、ハウスクリーニング、リフォーム工事などの事業を行っている。2021年末から在宅ワーカーの募集を開始し、現在は8人の在宅ワーカーを活用中。在宅ワーカー導入のきっかけと活用効果について、代表取締役の村田恒治氏に聞いた。
面接を重視し人柄を確認しながら在宅ワーカーの導入へ
株式会社アスカサービスは、「換気メンテナンス」を軸とした事業を展開し、マンションやホテル・ビルなどの配管清掃やメンテナンスを行っている。
「長期間の使用で、換気ダクトの内部には換気扇からの油やホコリの蓄積の他、部品故障が生じることがあり、さまざまなトラブルを引き起こす原因となります。定期的な清掃やメンテナンスのサービスを通じて、空気環境の改善に取り組んでいます」と村田氏。
在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは、知人の会社経営者が在宅ワーカーを活用していたことだった。
「リモートワークの導入は以前から考えてはいたのですが、なかなか一歩踏み出せずにいました。弊社は現場仕事も多い企業ということもあり、もともと出社を前提にさまざまな業務が設計されていました。
知人は、バックオフィス系の業務をやってもらっており、『すごく助かっている』と話していました。私もママワークスの担当者と面談してみたところ、さまざまな提案を行ってくれるし相談しやすいと感じました。スムーズな意思疎通ができて回答も的確ですので、こちらとしても判断しやすかったです」(村田氏)
在宅ワーカーとの面接は、コミュニケーション能力と人柄を重視して、村田氏自らが行った。
「面接は社長である私が対応し、時折他の社員も同席するという形で進めました。コミュニケーションが大事だと考え、応募書類上の内容だけでなく、応募者と面と向かって話して人柄や性格などが弊社に合うかを確認したうえで、判断したいと思っていました」(村田氏)
柔軟な対応と信頼構築で、在宅ワーカーがあらゆる領域で活躍
社内各部署のリソース不足を補うため、さまざまな専門スキルを持った在宅ワーカーを導入した。
「現在在宅ワーカーは、全部で8人います。内訳としては、入力業務1人、デザイナー3人、経理1人、電話営業1人、Webマーケティング1人、ライター1人です。
Webマーケティングの在宅ワーカーには、もうすぐ完成予定である企業ホームページのリニューアルをサポートしてもらいました」(村田氏)
在宅ワーカーとのやりとりも村田氏が中心となって体制を組んでいる。
「在宅ワーカーへの業務依頼は、職種によって私または社員が行っています。主に、Web関係は私から、入力業務などの事務関係は社員からです。依頼を出す社員に在宅ワーカーの窓口になってもらい、コミュニケーションをとっています。依頼する側も最初は慣れないこともあったように見えますが、今ではスムーズに行っているようです」(村田氏)
在宅ワーカーの導入課程において、困ったことなどはなかったのだろうか。
「最初に受電業務のワーカーを採用したとき、弊社が想定していたものとワーカーの描いている業務内容にギャップがあることが分かり、結果的に業務内容を変えて、受電業務ではなく関連した入力業務をお願いすることになりました。
コミュニケーションを十分にとって柔軟に対応をしたことで、今もそのワーカーは辞めることなく、気持ちよく仕事をしてもらっています」(村田氏)
在宅ワーカーの活躍で、思い描いたアイデアが次々と実現
ママワークスサイト通じて在宅ワーカーを導入した効果は大きく、業務スピードが格段に上がったと実感している。
「実は、在宅ワーカーの導入前は、『何人かに1人くらい良い人がいれば』と思っていましたが、採用したワーカーは皆さん優秀で本当に驚いています。スキルに加えて、コミュニケーション能力が高い。チャットのやりとりだけで、仕事が進み物事が前進しているのを実感できています。まるで自分の分身であるかのように、在宅ワーカーが動いてくれているのがありがたいです。
最近では、新たにBtoBへの売り込みを拡大したいと考えチラシ作りを行いました。以前からアイデアや方向性は持っていたものの、社内にデザインができる人間がいないため、これまで実現できていませんでした。
今では、チラシのイメージをデザイナーに伝えたら、思い通りのものがスムーズに出来上がってくるなど、どんどん業務が進んでいる実感があります。その他にもちょっとしたこと、例えば、名刺のデザインを少し変えたいというような要望にも対応してもらって、感謝しています」(村田氏)
最後に、村田氏から在宅ワーカー導入を検討している企業へのメッセージをもらった。
「導入を考えているのであればやった方が良いと思っています。ひとまず1年はやってみようと思って始めた在宅ワーカーの活用ですが、投資に見合った効果は十分に得られていると感じています。
最初は慣れない部分もあるかもしれませんが、業務効率化につながっていますし、頼もしい味方になってくれています。任せられる部分は在宅ワーカーに任せて、自分はやりたいことに集中できています。
企業経営や財務面で言えば、在宅ワーカーの人件費は固定費ではなく変動費であることもメリットで、自社の事業成長に合わせて柔軟に導入できるのもメリットではないでしょうか。『人手が足りない』と助けが必要な企業が周りにいたら、ぜひお勧めしたいと思っています」(村田氏)
株式会社アスカサービス
事業内容
マンションの換気ダクト清掃、ハウスクリーニング、その他リフォーム工事