在宅ワーカーの活躍でECでの販路拡大を軌道に乗せられた
有限会社メサベルテ
代表取締役 戸田 智雄 様・室長 戸田 智也 様ご利用中のサービス
Crowd Members- 課題
販路拡大のために立ち上げたECサイトに課題
- 解決策
広報経験者の在宅ワーカーと協力体制づくりを進める
- 成果
伸び悩んでいたECサイトを軌道に乗せることができた
2004年創業、従業員数約200人の有限会社メサベルテ。京都府長岡京市の本社および実店舗をはじめ京都・大阪に広がる6つの店舗とECサイトにて、パン・デザートの製造販売を行っている。2021年から在宅ワーカーの募集を開始し、現在ECサイト運営業務で活躍中。
新規で立ち上げたECサイト 売上改善のため在宅ワーカーを導入
最初に、有限会社メサベルテの事業内容を教えてもらった。
「京都を拠点に、焼き立てパンとデザートの製造販売を行っています。食パンや総菜パンの他、最近ではプリンなどのスイーツ類も品ぞろえを増やしながら事業を展開しています。新型コロナウイルス流行の影響もあり、小売り以外のルートからの販売強化を図りたいと考え、ECサイトでの販売も始めました」(戸田智也氏)
在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは、新型コロナウイルスの影響が広がるなか、手を打たなければと考えていたところにアイドマ・ホールディングスからの紹介を受けたことだったという。
「2021年夏ごろから、ママワークスサイトを通じて在宅ワーカーを導入しました。
もともとママワークスサイトの運営母体であるアイドマ・ホールディングスさんと営業面の付き合いがありました。新型コロナウイルス流行の影響も受けて、『販路拡大をしていきたいが、どのようにしていけばよいだろうか』と考えていたときに、ママワークスサイトの紹介を受けました」(戸田智也氏)
「実は、自分たちでECサイトを立ち上げていたのですが、反応が芳しくなく課題を感じていたので、その部分をサポートしてもらう人材を募集することにしました」(戸田智雄氏)
在宅ワーカーの導入にあたって、社内からの反応にはどのようなものがあったのだろうか。
「在宅という新たな働き方の人が入ることに関しては、特に抵抗のようなものはなかったように思います。それよりは、『具体的にどのようにして一緒に仕事を進めていくのか?』という在宅ワーカー導入後の運用方法に関する疑問が上がりました」(戸田智也氏)
在宅ワーカーからの助言・提案を受け、改善のスピードがアップ
在宅ワーカーに依頼している業務についても、具体的に教えてもらった。
「現在、在宅ワーカーはECサイト運営で1人おりまして、子育て中の方です。自社ECサイトと、『47CLUB(よんななクラブ)』(全国の地方新聞社が参加している特産品ECモール)の運営を行っています」(戸田智雄氏)
「日常業務の他にも、サイトの分析・改善や施策の検討にも取り組んでもらっています。例えば、自社ECサイトについて『【メルマガの登録はこちら】のような誘導文言を商品ページの途中にも入れた方が良い』というアドバイスをもらい、ページの改修を進めたということもありました」(戸田智也氏)
在宅ワーカーとのやりとりで、困ったことや大変だったことについて聞くと、仕事の進め方や社内スキルとのギャップに戸惑った経験を語ってくれた。
「主に、私と担当社員とで打ち合わせをしています。在宅ワーカーは小さい子どもがいて、ママのそばにいることもあるのですが、和やかな雰囲気でミーティングをしています。
これまで、他社と協働で仕事を進める機会があまりなかったので、仕事の組み立てや仕事の進め方に戸惑う部分がありました。EC運営は弊社にとって全くの未知の分野だったので、最初は、非常に能力の高い在宅ワーカーの勢いに社内の人間がついていくのが大変だったときも」(戸田智也氏)
「しかし、在宅ワーカーからも『こうしてみてはどうですか?』と助言があったり、積極的にコミュニケーションをとってくれたりと道筋をつけてもらったおかげで、かなり助けられました。社内の人間と在宅ワーカーの役割、『業務の分担をどうするか?』といった、お互いのすみ分けを決めることが重要だと感じました」(戸田智雄氏)
協力体制づくりを進めておくと、導入効果がスムーズに得られる
ママワークスサイトの導入効果や良かったことについて聞くと、求めていた以上のスキルを持つ人材と出会えたことで、ECサイト運営を軌道の乗せることができたという。
「開設当初は伸び悩んでいたECサイトを、在宅ワーカーからさまざまな知見・アドバイスをもらうことで軌道に乗せられました。
在宅ワーカーには、ECサイトのメルマガ配信や写真撮影などもしてもらっているのですが、特にECモールの方で少しずつ効果が出始めています。募集時はSNSを担当してもらうつもりでしたが、今の在宅ワーカーがもともと広報の仕事をしていて幅広くやってもらえそうだということで、それ以外の業務もお願いすることになりました」(戸田智雄氏)
「また、在宅ワーカー側から自分にできること・できないことを示してくれるので、仕事が進めやすく助かっています。在宅ワーカーができないことは、社内の人間で対応をするといった判断が迅速に行えます」(戸田智也氏)
最後に、在宅ワーカー導入を検討している企業へのメッセージを送ってもらった。
「組織づくりや社内の業務・フローの整備をある程度行ってからの方が、在宅ワーカー導入の効果は出やすいかとは思います。どのように業務を分担するか、協力体制を築くかを整理しておくと導入がスムーズになると感じています」(戸田智雄氏)
「一方で、ママワークスの営業担当者からのサポートもあるので、やりたいことを決めたら相談してみて、まずは始めてみるというのも一手だと思います。やりながら改善して、助言を受けながら進められるのがママワークスサイトを利用するメリットだと感じています」(戸田智也氏)
有限会社メサベルテ
事業内容
パン製造販売