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プリセールスのやりがいとは? 喜び・楽しさ・やりがい、感じられますか?

仕事のパフォーマンスを高めるためには、仕事をしているなかで喜びや楽しさを見出だしてやりがいを見つけることが大事です。

技術的な専門知識を活かして顧客へ提案やプレゼンをする職種「プリセールス」は、どのようなときにやりがいを感じるのでしょうか。今プリセールスとして活動をしている人も、これからプリセールスを目指している人も、プリセールスの仕事のやりがいについて理解しましょう。

プリセールスはIT専門家 常に試されるプロの技術

プリセールスは、一般営業担当者では対応が難しい技術的な視点からの提案を行う職種です。例えば、顧客の悩みをヒアリングして自社製品をどのように活用したらいいのかを提案したり、顧客からの技術的な質問に対してスムーズに回答したりします。

そのため高い専門知識が必要で、エンジニアとして実務経験がある人材がプリセールスへとキャリアアップする例も多々あります。

顧客からだけでなく社内からも頼られる存在のプリセールスは、高度な知識や説明力などが求められることが多く、常にITのプロとしてのスキルをアップデートしていかなければいけません。

プリセールスのやりがいとは?

そもそも仕事のやりがいって何だろう?

「やりがい」を辞書で調べてみると「そのことをするだけの価値と、それにともなう気持ちの張り」とあります。(小学館・デジタル大辞泉)

仕事に当てはめてみると、仕事を続けていくに相応するような満足感や喜びなどを得ることと言えるでしょう。

では、プリセールスの仕事では「満足感」などはどのようなシーンで得ることができるのでしょうか。これからいくつかご紹介します。

顧客とのコミュニケーションがやりがいアリ

プリセールスは主に営業現場で活躍するため、顧客とコミュニケーションを取る機会も多くあります。初心者ではなかなか難しい専門的な内容を説明したり、自社製品のデモンストレーションをして顧客に使用感をイメージしてもらったりします。ITの専門家として高度なスキルをもつプリセールスは、顧客から頼られる存在となるでしょう。

自分の技術力が顧客の役に立つことにやりがいアリ

プリセールスは、顧客の課題を解決するため自社製品・サービスをどのように活用していけばいいのかを提案します。自分の提案によって顧客の課題が解決できたら、感謝の言葉を顧客から直接伝えてもらうことができます。

「誰かの役に立っている」と感じられるため、大きなやりがいにつながるでしょう。

チームワークにやりがいアリ

プリセールスは一般営業担当者に同行して商談現場に行き、顧客からの要望などをエンジニアへと引き渡す役割も担います。

営業部門や開発部門など社内の多くの人物と連携しながら案件を進めるため、チームワークは欠かせません。円滑なチームワークで案件が成功したら、みんなで達成感を共有できることも魅力です。

ズバリ待遇がやりがいアリ

プリセールスはエンジニアスキルと営業スキルどちらも併せ持つ高度な職種のため、システムエンジニアや一般営業職と比べて待遇が良いという点もやりがいの一つです。年収は平均よりも高めの傾向にあり、成果主義を導入している企業であれば1000万プレイヤーも夢ではありません。

これからIT化がますます進む日本ではプリセールスの需要も高まることが予想されるので、待遇や条件もより高くなるかもしれません。

やっただけ成長が実感できる・キャリアプランが広がる やりがいアリ

商談現場の場数をこなすだけ、提案力やプレゼン力などの営業スキルが成長していきます。また、技術的の勉強をすればそれだけ自分の技術力も上がっていきます。やったらやっただけ成長を実感することができるため、モチベーションにもつながります。

またプリセールスはスキルアップしていくことでキャリアの選択肢も増えていきます。社内でマネージャーや管理職などの昇進を目指すこともできますし、ITコンサルタントとして独立するという道もあります。

新しいことに触れられてやりがいアリ

ITの技術は日々進歩しているため、常に最新の情報に触れることができます。時代とともに求められるIT技術も変化していくので、プリセールスの知識やスキルもアップデートしていく必要があります。

好奇心旺盛な人や勉強熱心な人は、新しい情報や技術に触れられることにやりがいを感じることができそうです。

プリセールスがやりがいを感じられないとき どんな対応策がある?

毎日忙しいと「最近、仕事でやりがいを感じないな」と思うときもあるかもしれません。そんなときはどのように対策してモチベーションを維持するといいのでしょうか。

前提 「プリセールスはやりがいのあるいい仕事」それでも行き詰まることがある

プリセールスは先述の通り、仕事のさまざまなシーンでやりがいを感じられる職種です。しかし日々の仕事に追われたり心に余裕がなかったりすると、やりがいを感じられなくなり行き詰まってしまうこともあります。

そんなとき自暴自棄になったりせずに、自分にとって最適な方法で対応策を講じていきましょう。

「どのやりがいも感じられない」そんなときに試したい原因分析と対応策

やりがいを見つけられなくなったら、まずはその原因を探ってみましょう。原因がわかれば対応策も考えやすいです。

やりがいが感じられなくなったときは、仕事で失敗が続いていたり、なかなか契約が取れなかったりするなどの理由があることも少なくありません。ほかにも「適切に評価してもらえていない」「そもそもプリセールスが向いていないのではないか」などの原因が潜んでいることもあります。

自分軸、それとも他人軸?人からの評価か、自分の気持ちの問題か

やりがいを感じられなくなった原因は、自分の問題なのか周囲の問題なのかを考えてみましょう。

「人前に立つことが苦手だ」「仕事がマンネリになってきた」など自分の気持ちが問題の場合と、「頑張りを認めてもらえない」「顧客の役に立っているのか分からない」など周囲や他者が問題の場合があります。

努力でなんとかなるの? 勉強するとなんとかなるのか、どうにもならないのか

やりがいを感じられない原因は、自分の努力によって変化するのかも重要なポイントです。

例えば「仕事でミスが続いている」という場合は、仕事のやり方を見直すだけで改善する可能性もあります。また「顧客の課題を解決できるような提案ができない」という場合には、営業力のスキルアップのための研修を受けたり技術的な学習を始めてみたりすることも効果的です。

このように自分の努力によってどうにかなる問題であれば、諦めずに取り組んでみることをおすすめします。

人の力を借りて分析してみる メンター・キャリアカウンセラーに相談

漠然と「やりがいを感じられない」と思っていてなかなか原因が分からない場合は、メンターやキャリアカウンセラーに相談することも一つの手です。専門家に相談することで、自分でも気づかなかった不平・不満や、自分の将来像が見えてくるかもしれません。

対応策は多数 粘って成長を狙うか違うことにチャレンジか?

仕事にやりがいを感じられなくなったとき、原因も対応策もさまざまあります。自分の努力で改善できることもあれば、上司に相談したり転職を検討したりする必要があることもあります。

分析した結果として、プリセールスではない職種が適しているということもあるでしょう。違うことにチャレンジするという道も、一つのキャリアパスです。

プリセールスはやりがいのある仕事 行き詰まりも分析をもとに打開しよう

プリセールスはやりがいのある職種ですが、毎日仕事をしていると行き詰まってしまうこともあります。そのようなときは、自分にとっての仕事のやりがいや喜びを分析し、やりがいを感じられなくなった原因を探ってみましょう。

行き詰まったときこそ自分のキャリアや将来像を見直すチャンスでもあるので、しっかりと自己分析して打開していってください。

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