企業様インタビュー 株式会社オブジェクティブフリント

【最終更新日:2023年1月11日】

 


株式会社オブジェクティブフリント
代表取締役社長
太田 洋一郎 様


「オンラインセールス」にフォーカスを当て、企業様の取り組み状況やナレッジを取材させていただきました。オンラインが抱える課題に対して、非常に価値のあるお話を伺いました。(インタビュアー 江口)

 
━まずは、太田様のご経歴を簡単にお伺いできればと思います。

私はオブジェクティブグループに入ってまだ2年半ぐらいです。

もともとはエンジニアとしてお客様先のプロジェクトでヘルプデスクやディレクションをやっていました。そこからプロジェクトリーダー、複数プロジェクトをまとめるグループマネージャーとして、プロジェクト管理を担当してきました。
複数プロジェクトをグループとしてまとめる立場でお客様との連携を深めていく関係上、営業的な側面も多々ありました。

以前いた会社では、マネージャーとして大体100人ぐらいのメンバーをまとめておりまして、弊社に入ってから現在は営業兼管理として70~80人程を担当しています。

━御社の事業内容を教えてください。

色々やっているんですが、メイン事業としているのはSESと呼ばれる領域です。

派遣会社の派生形みたいなイメージでとらえて頂けるとわかりやすいのかなと思いますが、例えばあるサービスのコールセンターを弊社で請け負って管理運営したり、あるアプリを作っている会社に開発エンジニアを送り込んだり。弊社の社員としてプロジェクトを組成し、チームとしてお客様先に常駐するような業態も多いです。

その他にはWEBをはじめとした各種デザインを行っていたり、ロボットコンビニに出資し運営補助を行っていたり、WEBメディアを運営していたりもします。

うちはグループ代表がいろいろなことにチャレンジする人なので、仕事に飽きることがなくて楽しいですよ(笑)

━御社の事業内容にはユーザーインターフェースの開発もありますよね。

UIやUXなんかのデザインも請けています。
最近はデザイナー志望の子も多く採用していますので、今後どう広げていくかが楽しみです!

━1つの業務委託が発生している期間は長いのしょうか?

開発系のものでしたら、出来上がるまでが一つの区切りにはなりますので、そんなには長くないです。
ヘルプデスクやコールセンターなどは比較的長くなる傾向が強いですね。

━御社から各企業様に営業活動をされていますか。

弊社の場合は既存のお客様との関係を深めることを最重要視していますので、その中で、例えばこういうプロジェクトが立ち上がるんだけどとか、こういうサービスが出来上がったんだけどみたいなお話を頂いて、プロジェクトを組んでいくような流れが殆どで。

なので新規の顧客開拓という観点でいえば今はあまりしていませんね。

━オンラインセールスは行われていますか。

セールスという名目でやっているものはありません。

勿論、売り込みが0というわけでは有りませんが、既存のお客様との協力体制をいかに作るかをメインにしていますので、セールスと言う感じにはならないのが弊社の現状です。新規の場合もお客様から紹介して頂いてとか、そういったケースがほとんどになりますので、オンラインで売りこみにいくみたいなスタイルは今はやっていないですね。

ただ、例えば新規の顧客開拓を行っていくようなフェーズもいずれ訪れるのは間違いありませんので、その時はオンラインの活用も視野に入れなければならないなとは思っています。

━企業様の責任者様や経営者様との打ち合わせは、オンラインが多いのでしょうか?

オンラインとオフライン半々ぐらいですかね。
私たちの世代は、慣れっていうのも有りますが、やはりどうしてもオフラインの方が繋がりが強くなる傾向にあると思います。
ただここ2年ぐらいはテレワークのお客様も増えていますので、直接お会いできない場合はオンラインでの打ち合わせも有ります。

━出向されている社員様たちとの打ち合わせはオンラインで行われていますか?

そうですね。こちらもテレワークの影響もあって、むしろオフラインよりもオンラインの方が多いかもしれません。

━マネジメントという部分に関しても、オンライン・オフラインの良さがありますが。

私は熱量が伝わりやすいオフラインが好きです。
ただ時間や場所の制約が少なく、資料をやり取りしやすいオンラインの良さを最近は享受しています(笑)

━どうしてもコミュニケーションの課題が出てくると思いますが、オンラインの場合のマネジメントで大切にしていることを教えてください。

最初はオフラインで何回か話して、ある程度その人となりと性格を把握した上で、その後オンラインに切り替えるというやり方をするケースが多いです。

オンラインはビジネスチャットの延長線上のようなやり取りになりがちで、私は空気感や機微な感情の変化はつかみにくいんですね。表面だけしか見えないというか。ある程度関係がくだけてこないと出てこない裸の言葉や感情なんかから、内にあるものを引き出したい。

私的にはそう言うところを大事にしたいんですが、それがわからないうちからオフラインだけでやってしまうと、ただの上司と部下みたいな関係性になってしまいそうで。それだと誰が聞いても同じような答えが返ってくるでしょうし、なら私じゃなくても良いよねみたいな。

━オンラインを活用することでオフラインと違って距離に縛られない、全国どこでもアプローチができる側面もありますが、いかがでしょうか?

オンラインだと物理的な距離が潰せるので、そこで生まれるのっておそらく時間だと思うんですよ。時間と移動のコストは潰せますが、実際に会って縮まる人間と人間の距離間にはまだ敵わないかな、と。

そこは何を重要視するかですよね。例えばアポイントの数を増やして、実際に成果に繋げる、母数を増やしに行く動きであれば、オンラインの方が最適なんだと思いますし。オンラインの課題ですよね。


セールスだけではなくマネジメントの部分など、深いお話を含め、貴重なお話をして頂き、ありがとうございました。


PROFILE

 

株式会社オブジェクティブフリント

代表取締役社長 太田 洋一郎

【所在地】

東京都港区赤坂3-13-3 赤坂セントラルビル3F

【連絡先】

TEL:03-6441-3935

【URL】

https://ob-g.com/

【設立】

2017年12月25日

【グループ企業】

  • オブジェクティブサイバー
  • Vオブジェクティブ
  • オブジェクティブコア
  • オブジェクティブカルク
  • オブジェクティブコンセプト
  • オブジェクティブUSER
  • Nerve
  • オブジェクティブGENESIS

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