営業職の向き不向きは6つの「適正」を見るべし!

【最終更新日:2022年1月3日】

「人と話すのが得意だから営業職をしてみたい」「キャリアチェンジで営業職にチャレンジしたい」「いま営業職をしているけれど向いているのか分からない」

と考えている方は、まずは自分の性格や特性と営業職の適性が合っているかチェックしてみましょう。

本記事でご紹介する営業職の6つの適性と照らし合わせてみてくださいね。

 

体力に自信がある

営業職はフィジカルの強さが必要不可欠です。

フィールドセールス(訪問営業)やルート営業は1日のうちに複数のアポイントがあることも多く、車や電車での移動時間が多くなったり、歩く距離が長くなったりすることが多々あります。

また、商談と商談の間にミーティングや会議に参加したり、1日中動き回ったあとに帰社して資料作成をしたりする必要もあり、体力がなければ毎日このようなスケジュールをこなすことは難しいでしょう。

営業職は突発的なトラブルやお客さまからの呼び出しなどもあるため、どれだけ疲れていても対応しなければいけません。

お客様も、いつも疲れた顔をして覇気のない営業担当者よりなら、はつらつとした元気な営業担当者から買いたいと思うでしょう。

また、家に帰ったらしっかり休み翌日に疲れを持ち越さない、休日はリフレッシュするなど、自分で体調を整えるための努力も必要です。

ストレスに強い

営業職はフィジカル面だけでなくメンタル面での強さも必要。

なぜなら、営業職はストレスと隣り合わせの職種でもあるからです。

社内では、ノルマのつらさ、上司からのプレッシャー、同僚や後輩に成績を抜かれてしまうのではないかという焦り。社外では、お客さまとの関係性、協力会社との関係性。

売上を作る職種、そして人と関わることが多い職種だからこそ、仕事をしている中で営業職ならではのさまざまなストレスを感じる場面があります。

そのため、ストレスに耐性があり、気持ちを切り替えて取り組んでいける人こそ営業職に向いていると言えるでしょう。

ノルマや取引先との関係など他の職種では経験しないようなストレスも経験するので、ストレスに強くなければ仕事を辞めたくなってしまいます。また、上司の愚痴を聞き流したり、取引先の強引な態度を上手にかわしたりするスルースキルもあると、ストレスを感じにくくなります。

行動力と決断力がある

営業職は、自分次第で売上をどんどん伸ばしていくことができる職種。

半面、行動や決断のスピードが勝負の営業現場は、少しでも遅れを取ってしまうと他社に奪われてしまったり休眠顧客になってしまったりするというシビアな世界。

そのため、行動力と決断力のある人こそ成績を伸ばしていくことができるのです。

例えば、こまめにお客さまに連絡を取ったり訪問したりして信頼関係を作っていれば、新商品が出たときに購入してもらえたり契約を継続してもらえたりする可能性が高まりますが、行動力がなく実行できずにいると一度きりのお客さまで終わってしまいます。

また、営業現場では個々の営業担当者にある程度の裁量が持たされているので、商談の「ここぞ」という場面でしっかりと決断できなければ、受注チャンスを逃してしまうでしょう。

このように、行動力と決断力は営業職にとって大切なスキルなのです。

真面目で誠実である

営業職は信頼関係を作っていかなければいけないので、真面目で誠実な人柄であれば相手と良好な関係を構築しやすいでしょう。

「お客さまの課題を一緒に解決したい」という気持ちで誠実に対応できる人は、相手に安心感や良い印象を与えることができます。

反対に「なかなか連絡が取れない」「お願いしていたことに対応してもらえていない」などのことがあると相手に不誠実な印象を与えてしまい、最悪の場合、取引が中止になってしまうこともあります。

また、営業目標に向かって諦めずに行動していかなければいけないので、業務面でも真面目さは大事です。

ただし、真面目すぎるとストレスを感じやすくなってしまうため、適度にストレスを発散していくことも覚えましょう。

 

他人への気配りができる

相手へ信頼感や安心感を与えるために気配りができることも大切です。

営業職は顧客の課題や悩みに寄り添って提案していくことが求められるので、細やかな気配りができると顧客の気持ちに気づいてあげることができるでしょう。相手がどのようなことを求めていて、どのような不安を感じているかを読み取ることは、営業職に必要な適性です。

気配りができる人には相手も相談しやすいので、お客さまも心を開いてくれやすくなるはずです。

また、営業職は社内のさまざまなメンバーとも連携を必要とします。

マーケティング部やカスタマサポート部などの他部門や、同じ営業部の中の上司や同僚など、多くの社内メンバーと関わり合うことで仕事を回していきます。

気配りができることで社内メンバーに不快感を与えずに仕事をすることができるため、円滑に業務を回していくことができるでしょう。

聞き上手でコミュニケーション力がある

営業職にとって必須ともいえるのがコミュニケーションスキルです。

売上を作るためにはうまくお客さまとコミュニケーションを取って相手の懐に入っていかなければいけませんし、業務を円滑に回すためには社内メンバーとのコミュニケーションも欠かせません。

それではどのようにコミュニケーションを取っていけばいいのかというと、相手の話をよく聞くことがポイント。

一方的にペラペラと話していると押し売りや強引な印象を与えてしまいますが、相手の話をよく聞く姿を見せることで相手は「自分の話を興味深く聞いてくれているから、安心できる」と感じてくれます。

ただし、「聞き上手」といっても、ただ単に黙って話を聞いているだけではいけません。

しっかりと相手の話を聞いて相槌を打ちながら、適切なタイミングで効果的な質問をして相手から更に話を引き出すのが営業職に必要なヒアリングスキルです。

また、商談などの大切な場面ではコミュニケーション力から発展して、交渉力や調整力なども必要になってくるでしょう。

まとめ

営業職は社内外の多くの人と関わり合って成り立つ仕事なので、営業職ならではの適性を必要とします。

まずは自分の得意・不得意や性格などを棚卸しして、今回ご紹介した項目と合っているかどうかチェックしてみてくださいね。

営業職は苦労もありますが楽しくやりがいもある仕事なので、適正があって興味を持っている方はぜひチャレンジしてみましょう。

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