無料のMAツールはある?有料版との違いや注意点を解説
新規顧客の獲得をサポートするMAツール(マーケティングオートメーションツール)は、無料のものと有料のものがあります。
「有料版と無料版何が違うの?」「無料版MAツールでは何ができるの?」という疑問を持つ担当者様に向けて、今回は無料のMAツールと有料版の違いをメインに以下の内容を解説します。
- MAツールでは何ができる?
- MAツールを選ぶポイント
- 無料MAツールと有料MAツールの違い
- 無料MAツールの注意点
- 無料で使えるMAツール紹介
- 無料お試し版ツールを利用するメリット
- 有料MAツールの方が向いているケース
MAツールについて詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
また、数千社に渡る企業の営業支援を実施したノウハウを基に作られた『Sales Crowd』は、リスト作成や顧客管理、アプローチ機能など、営業活動に必要な機能を1つにまとめたMAツールです。
「複数システムを導入するのは面倒…」「DXツールを使ったことがないからサポートがしっかりしているところが良い」という方には『Sales Crowd』がおすすめです。
目次
MAツールとは?何ができる?
MAツールとは、マーケティングオートメーションツールの略称で、見込み顧客(リード)の獲得から育成、そして営業への引き渡しまでを自動化するツールのことです。
MAツールとはどんなツールなのか、簡単にご紹介しましょう。
一般的にMAツールでできることは以下が挙げられます。
- 顧客情報の管理
- メール作成や配信
- 見込み顧客の育成
- 見込み顧客の追跡
- 施策の効果検証や分析 etc.
MAツールによっては、ランディングページが制作できたり、広告連携ができたりするなど、使用できる機能や特徴が異なります。
そのため、MAツールの導入事例も幅広いケースがあります。
- 営業効率UPのため
- 見込み顧客獲得のため
- マーケティング業務効率化
自社で自動化したい業務を洗い出し、必要な機能が付いているMAツールを選ぶことが重要です。
MAツールを選ぶポイント
ここからは、MAツールを選ぶ際に気をつけるべきポイントをご紹介します。
MAツール選びの参考にしてくださいね。
必要な機能がそろっているか
必要な機能が揃っているかは、MAツール選びで1番重要なことです。
せっかくツールを導入しても、欲しかった機能が付いていなければ意味がありません。
まず自社で行っている業務をリスト化し、自動化したい業務、自動化できるものならしたい業務をまとめて、必要な機能が揃っているMAツールを選ぶようにしましょう。
予算内か
MAツールを選ぶ際、予算の範囲かどうかも重要です。
一般的に費用が高ければその分高機能というケースが多いため、ついつい高機能な物を選びたくなってしまうかもしれません。
しかし、予算が合っていないツールを導入してもその後使い続けることが難しかったり、経営を圧迫してしまったりする可能性があります。
予算の範囲で最適なツールを選択するようにしましょう。
セキュリティ面の問題がないか
MAツールでは、顧客情報など個人情報を大量に扱うことになります。
そのため、セキュリティ対策がしっかり行われているかはツールを選定する際に重要なポイントとなります。
ツールの提供会社がPマークやISMSクラウドセキュリティ認証を取得しているかどうかもチェックすることをおすすめします。
無料お試し版の利用ができるか
実際に使ってみなければ、そのツールが自社に合っているかどうかは判断しづらいものです。
そのため、無料お試し版で実際に使ってみて試せる方がベストです。
顧客情報管理やリスト作成、SFAなど、営業に必要な機能が揃った『Sales Crowd』は、無料デモが可能です。
ツールを熟知した担当者が企業ごとに合わせた活用方法を提案し、操作方法も詳しく教えてくれるので、ツールを活用できるか不安に感じている人にもおすすめです。
無料MAツールと有料MAツールの違い
MAツールには無料のものと有料のものがあることをお伝えしました。
実際のところ、無料のMAツールと有料のMAツールはどのような違いがあるのでしょうか?
詳しく見てみましょう。
無料MAツールと有料MAツールの比較表
ツールごとに異なる点はありますが、無料のMAツールと有料のMAツールの一般的な違いを見ていきましょう。
無料MAツール | 有料MAツール | |
費用 | 無料 | 初期費用・月額費用がかかる |
機能 | 使用できる機能に制限がある場合あり | 基本的に全機能が使える |
利用期間 | 無料使用期間に制限がある場合も | 基本的には制限なし |
データ容量 | 制限があるケースあり | 基本的には制限なし |
その他よくある特徴 | ・海外製の物が多く日本語サポートが受けられない ・容量が少なく結果的に活用できない | ・導入支援だけでなく使用開始後もいつでもサポートが受けられる ・容量や機能に制限なく使える |
期間制限なく無料で使い続けることができるMAツールもありますが、有料版を使用する前のお試し用として期間制限があるものもあります。
また、無料のMAツールは海外製のものが多いため、日本語のサポートが受けられず、余計に仕事が増えてしまうというケースもあります。
企業によっては無料版で事足りるというケースもありますが、MAツールを導入するメリットは業務効率化が1番かと思いますので、必要な場合は有料版のMAツールの検討をおすすめします。
有料版のMAツールの中には導入費用がかからず月々数万円程度で使用できる比較的リーズナブルなものもありますので、費用対効果を考えツールを選択すると良いでしょう。
無料MAツールで使える主な機能
無料のMAツールで使える主な機能は、以下が挙げられます。
- メール配信
- フォーム作成
- リード情報分析
- レポート作成
- 数値管理
- タスク管理
- チャット機能
- アプローチ管理
もちろんツールごとに使用できる機能は異なりますので、使ってみたい機能、必要な機能が付いているものを選んでくださいね。
有料MAツールで使える主な機能
無料のMAツールになく、有料MAツールで使える主な機能をご紹介します。
- SFAやCRMなど他のツールとの連携機能
- 見込み客の育成(リードナーチャリング)
- 自社に合わせたカスタマイズ
無料ツールと有料ツールでは実際に使える機能にはそこまで差はありません。
もちろんツールごとに使える機能は異なりますが、有料ツールにしかない機能というのはそこまでない印象です。
例えば、機能は同じでも、無料版よりも有料版の方が件数が多いケースもあります。
その他、有料ツールはサポートが充実していたり、各社に合わせたツールのカスタマイズが可能だったりと、無料ツールにはない使いやすさがあります。
また、無料ツールの中には容量や使用期間に制限付きのツールもあります。
有料のツールは容量や期間に制限がないものが多く、その点も有料ツールだけの特徴だと言えます。
無料ツールの注意点
無料のMAツールを利用する場合、いくつか注意点があります。
注意点をよく理解し、使用するようにしましょう。
機能が制限されている
無料のMAツールは、有料のMAツールと比べて機能が制限されている場合があります。
必要な機能が搭載されているという理由で選んだMAツールも、実はその機能は有料版でしか使用できなかったというのはよくあるケースです。
その場合は、他の無料MAツールを探すか、無料版で操作性などを確認し、予算など他の確認点も問題なければ有料版に切り替えるという手もあります。
サポートが限られている
サポートの範囲が限られているということが、無料のMAツールのネックポイントでもあります。
使用方法はマニュアルなどを見ればわかりますが、自社で使いやすいようにカスタマイズしたり現在使用しているツールと連携させたりなど、マニュアルは個別のケースに対応していない場合がほとんどです。
その場合、有料のMAツールであればサポートが手厚く個別ケースにも対応してくれる場合がありますが、無料版ではなかなかそこまでのサポートを受けることができません。
データ量が制限されている
有料MAツールは、データ容量無制限で使えるものがほとんどです。
しかし無料のMAツールは、データ容量に制限があるものがあります。
容量制限があると、顧客データや分析データを一定量しか蓄積できず、業務に支障をきたす可能性があります。
もし容量制限のある無料のMAツールを導入するのであれば、ゆくゆくはデータ制限のない容量無制限のプランに切り替えが可能かどうかなど、先のことも考えて導入することをおすすめします。
セキュリティリスクがある
無料のMAツールの中には、有料MAツールに比べてセキュリティ対策が万全でない場合が少なくありません。
例えば不正アクセスや情報漏洩が起きてしまった場合、有料のMAツールを導入する以上の費用がかかってしまう場合も十分あり得ます。
そのため、無料有料に関わらず、何かツールを導入する際は、必ずセキュリティ対策がされているかを確認し、信頼できるベンダーが提供するものを使用しましょう。
『Sales Crowd』は、営業支援ソリューションを提供する株式会社アイドマ・ホールディングスの子会社である株式会社Sales Crowdが開発・提供するMAツールです。
東証プライム市場に上場している企業ならではの、強固なセキュリティ対策を講じており、セキュリティリスクは低いと考えられます。
無料で使えるツールの紹介
ここからは、無料で使えるMAツールを具体的に紹介していきます。
ツールの特徴や使用できる機能などを詳しくご紹介しますので、無料のMAツール選びの参考にしてくださいね。
Bownow(※機能制限あり)
Bownow(バウナウ)は、Mtame株式会社が提供するMAツールです。
特徴としては以下が挙げられます。
- 導入企業13,000社以上
- 期間制限なく無料で使えるフリープランあり
- はじめてのMA導入最適なシンプル設計
シンプル設計で操作しやすい点や、期間制限なく無料で使える点、そして導入企業13,000社以上という点など、初めてのMAツールとして安心できるポイントが多くあります。
ただし、容量制限があり、対応履歴のログには保存期間制限があるため、ずっと無料で使う場合はご注意ください。
SalesAutoPilot(※機能制限あり)
SalesAutoPilot(セールスオートパイロット)は、ハンガリーで開発された海外製のMAツールです。
SalesAutopilot社が提供しており、基本機能は期間制限なく無料で使うことができます。
ただし、対応言語は英語のみで、日本語では使用できないため、導入して使いこなせる日本企業は限られているでしょう。
有料プランがあり、CMSを使用したサイト制作や請求書自動送付など多機能です。
今後日本語でも使用できるようになってくれれば活用の幅が広がりそうですね。
HubSpot(※機能制限あり)
HubSpotは、HubSpot Japan株式会社が提供するMAツールで期間制限はなく無料で使用できます。
特徴としては以下が挙げられます。
- パッケージソフトにて提供
- 無料版では基本的な機能のみ使用可能
- マーケティング関連業務を一元化
提供企業の本社はアメリカで海外製のMAツールですが、日本にもオフィスを構えており、日本語でサポートを受けることができます。
有料版は月額5,400円からと比較的低価格で、プランがいくつかあるので必要な機能の分だけ使うことができるのも魅力ですよね。
有料MAツールの導入をおすすめするケース
無料で使用できるMAツールで十分という場合もあるかと思いますが、反対に、有料版のMAツールを導入した方が良いケースもあります。
多くの機能を利用したい
無料のMAツールは使える機能が限定的な場合が多く、有料版でしか使えない機能もあります。
例えば、分析機能の分析結果の項目数が無料ツールよりも有料ツールの方が多かったり、そもそも有料ツールでしか使用できない機能があったりする場合があります。
そのため、多くの機能を利用したいと考えている場合は、無料ツールではなく有料ツールを選んだ方が満足できる結果を得られる可能性があります。
充実したサポートを受けたい
無料のMAツールは、海外製のものが多く日本語でのサポートが受けられなかったり、そもそもサポートがほとんどない場合があります。
そのため、「ツールをしっかり活用したいからわからないことはしっかりサポートに質問したい」という方には無料MAツールは不向きです。
社内にDXツールに詳しい人がいない、使い方を調べる時間がないという方はサポートが充実した有料MAツールを選んだ方が結果的にツール導入に成功できる可能性が高いでしょう。
大量のデータを扱いたい
無料MAツールの中には、データ容量に制限があるものが複数あります。
そのため、大量のデータを使用して業務を進めたい場合や長い期間の顧客情報を一元管理したい場合は、有料版のMAツールを使用した方が良いケースがあります。
中には容量制限がない無料のMAツールもありますが、その分機能が限られていたりと使いづらい場合もあります。
そのため、大量のデータを扱う場合は無料版ではニーズを満たせない可能性がありますので、有料版のMAツールを選択した方が良いでしょう。
セキュリティ対策を重視したい
不正アクセスや情報漏洩などのトラブルは、企業の信用を一気に低下させる重大なリスクです。
そのリスクをできるだけ回避したいというニーズは、ほとんどの企業に当てはまることでしょう。
無料のMAツールの中には、セキュリティ対策が万全でないものも含まれています。
信用できる無料ツールを探す自信がない場合は、信用できる企業が提供する有料ツールを選ぶのも1つの選択肢です。
『Sales Crowd』は、営業支援ソリューションを提供する株式会社アイドマ・ホールディングスの子会社である株式会社Sales Crowdが提供するMAツールです。
上場企業ならではの厳格なセキュリティ対策を講じているため、セキュリティリスクは低いと考えられます。
無料お試し版を利用するメリット
有料MAツールを利用する場合も、始めから有料MAツールを利用するのではなく、まずは無料お試し版を利用した方がより自社にあったツールを選べる可能性が高まります。
無料お試し版を利用するメリットの代表例をご紹介します。
費用をかけずにツールの使い勝手を確認できる
無料お試し版を利用するメリット1つ目は、費用をかけずにツールの使いやすさを確認できるという点です。
MAツールの種類は多く、各企業のツール説明や動画を見てもどれが自社にあっているか判断をすることは容易ではありません。
無料お試し版であれば、費用をかけることなくツールの使いやすさを確認することができ、使い勝手が良ければ有料版に切り替え、もし使いにくければそのまま止めて他のツールに乗り換えることができます。
自社のニーズに合っているかどうかを判断できる
MAツールの機能はそれぞれ異なり、自社のニーズにあっているものを選ぶ必要があります。
無料お試し版で実際に使ってみれば、自社のニーズにあった機能が付いているか実際に体験して判断することができます。
もちろんツールの機能は各社のサイトやツールの情報まとめサイトなどでも確認できますが、やはり実際に使用してみた方が細かい所まで確認することができ、自社のニーズに合っているか判断しやすいですよね。
導入後のイメージが湧きやすくなる
特にMAツールの導入が初めての場合、ツールの利用イメージは持ちづらいかと思います。
無料版でお試しすることができれば、現在行っている業務のどの部分をツールに置き換えることができ、追加で何ができるかなど、導入後のイメージを具体的に持つことができます。
また、MAツールの導入を任された担当の方であれば、無料版で試してから上の方にお話した方が具体的な使用例やメリットを話しやすくなる点もメリットと言えるでしょう。
無料でお試しできるMAツールなら「Sales Crowd」がおすすめ
無料で使えるMAツールについてご紹介してきました。
MAツールには無料のものと有料のものがあり、企業によっては無料MAツールでも問題なく使用できるというケースもあるかと思います。
しかし、無料MAツールの中には容量や使用期間に制限がある場合や、使用できる機能に制限があるものも少なくありません。
容量や期間の制限なくツールを使いたい、多機能なMAツールを使用したい、セキュリティ面で安心できるツールが使いたいという場合は、やはり有料のMAツールがおすすめです。
そして、有料のMAツールを使う場合は、可能であれば無料お試し版を使用して導入の可否を判断することをおすすめします。
お試し版を使用すれば、ツールの使い勝手や自社に必要な機能があるかを実際に体験することができ、導入後のイメージも湧きやすくなります。
無料でお試しできるMAツールの中でも、『Sales Crowd』は特におすすめです。
『Sales Crowd』は自動分析機能やメール送信機能などMAの他、SFA機能やリモート商談機能など、営業シーンで使いやすいDXツールとなっています。
実際の機能や使い勝手などは無料デモが可能なため、気になった方はぜひ問い合わせをしてみてくださいね。